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「家で悪態をつく子」に疲れ果てた親に伝えたい事 「私が毒親に育てられたから?」と悩む母親

東洋経済オンライン / 2023年11月2日 13時30分

お子さんは頭脳のスペックがかなり高いです。そのため、これまでの対応とは変えていく必要があります。

人間の頭脳の状態をパソコンのOSとソフトの関係で説明しています。パソコンという機械にはOSとソフトがインストールされています。OSとソフトにはそれぞれバージョンがあります。例えばWindowsは初期の頃、世界に広がったWindows95というのがありました。これはOSの名前です。OSは年を経るごとに次々とバージョンを上げ、現在はWindows11となっています。そのOSに、ワード、エクセル、パワーポイントという「ソフト」がインストールされているわけです。このソフトにもバージョンがあります。

では、ここで2023年に使われている最新バージョンのワードのソフトは、初期の頃のOS、Windows95にインストールしてみます。どのようなことが起こるでしょうか?

インストールはできないかフリーズを起こしてしまうことでしょう。あまりにもOSとソフトのバージョンが異なっているからです。

人間の頭脳も同じで、OSとソフトがあります。OSが地頭(考える力)に相当し、ソフトが国算理社といった教科と考えるとわかりやすいです。例えば、頭脳のOSのバージョンが1〜10段階あったとします。そしてソフトもバージョンがあります。小1、小2、小3というのはソフトのバージョンと考えてください。するとOSのバージョンが高いとソフトはアップデート(学年が上がる)しても次々とインストールができます。これがあまり勉強をしていなくても勉強ができる子の実態です。OSのバージョンを上げる方法はありますが、岩井さんのお子さんはすでにこのOSのスペックが高いため、学校や塾、さらには日常生活の中のさまざまな活動から学び、“インストール”ができています。

そのような子どもにとっては、学校から指示されるような練習や宿題がかなり退屈です。特にできていること、わかっていることはなおさらです。これは筆者の考えですが、結果が出ているのであれば、練習や家での学習をどのようにするのかは、子どもの意見を取り入れて進めてみてはいかがでしょうか。

このような子は、自分のことを「メタ認知」できる傾向にあり、学力が下がってきたり、習い事のパフォーマンスが落ちてきたりしら、自分で修正をかけてきます。もし自分でそれができないときは、親がサポートをしてあげますが、指示・命令・脅迫・説得という手段では行いません。あくまでも子どもの意見を聞きながら、親のアドバイスをしていく感じでされてみてください。すると、この子は、今よりさらに力を発揮していくと思います。

(3)親が毒親に育てられた影響の解釈を変える

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