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【モビリティショー】次世代vsネオクラ2輪総括 電動化や水素エンジン、ガソリン車などが混在

東洋経済オンライン / 2023年11月2日 12時0分

なお、これら市販予定車の価格や発売時期は未公表だが、カワサキでは、準備が整い次第改めて公表するとしている。

電動化・知能化モデル

次は、電動化された新型バイクやコンセプトモデルを紹介しよう。まず、やはりカワサキが国内導入を予定している「Ninja 7 Hybrid(ニンジャ7ハイブリッド)」。主要メーカーの量産バイクとしては、世界初となるストロングハイブリッド機構を採用したモデルだ。

大きな特徴は、451cc・水冷並列2気筒エンジンと走行用モーターを統合したパワーユニットを搭載していること。エンジンとモーターの両方を使い性能をフルに引き出す「スポーツハイブリッド」、発進時はモーターのみ、走行中はエンジンのパワーも使うことで高い燃費性能を発揮する「エコハイブリッド」、モーターのみで走行することでゼロエミッションを実現する「EV」といった3モードを設定。トヨタ自動車「プリウス」など、4輪車では今や一般的となったハイブリッド機構を、あまり採用例がない2輪車に投入していることが斬新だ。このモデルも発売時期や価格などは未発表だが、大きな注目を集めているだけに、今後の続報に期待したい。

なお、今回のショーでカワサキは、フルカウルの電動バイク「Ninja e-1(ニンジャe-1)」も展示した。欧州など海外ではすでに発表済みのこのモデルは、欧州A1ライセンス対応車(排気量125cc以下で最高出力15PS以下)に相当し、コンパクトな電動モーターと軽量なフレームを採用することで、優れた加速性能と軽快なハンドリングを実現するという。

また、取り外し式のリチウムイオンバッテリーは家庭用コンセントからの充電が可能で、1回の充電あたりの航続距離は72km。なお、このモデルについて、カワサキは日本導入に関するアナウンスをしていないため、現時点では、あくまで海外専用モデルとなるようだ。

転倒しないヤマハの技術

一方、ヤマハでは、電動化に加え、知能化も施したコンセプトバイク「MOTOROiD2(モトロイド2)」が興味深かった。自らをセンシングし、2輪車なのに転倒しないバランス機能を持つモデルで、ヤマハが2017年に発表した「MOTOROiD(モトロイド)」の進化版だ。新型では「画像認識AI」を進化させることで、オーナーの意思をくみ取りながら状態を判断する機能を追加している。これにより、例えば、やや離れた場所にいるオーナーがこのモデルを呼ぶと、まるでペットが尾を振るように後輪を左右に動かしながら近づいてくるといった動作を行う。

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