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【モビリティショー】次世代vsネオクラ2輪総括 電動化や水素エンジン、ガソリン車などが混在

東洋経済オンライン / 2023年11月2日 12時0分

また、車体上面には「リーフ」と呼ばれるストラクチャーも新設。低速走行時にライダーの上体を支えるなどで、まるで人を背に乗せて走る生き物のような生命感も演出しているという。自分が所有するクルマやバイクをよく「愛車」と呼ぶが、このモデルは、その概念を超えた「人生の伴侶」のような存在感をもつパーソナルモビリティなのだという。

ほかにも、ヤマハでは、MOTOROiD2にも投入している二輪車安定化支援システム「AMSAS(アムサス)」を装備することで、極低速時の転倒などを防ぐ機能を持つ電動スクーター「ELOVE(イーラブ)」を展示。また、電動ミニバイク「E・E-FV(イー エフブイ)」は、子どもから大人まで、ファミリーで楽しめるファンビークルとして提案したモデルだ。いずれも、コンセプトバイクながら、電動バイクが身近になる未来を見据えた多様な提案をしていたことが特徴だ。

スズキが発表した電動バイクのコンセプトモデルでは、「e-choinori(イー チョイノリ)」というモデルが面白かった。チョイノリといえば、スズキが2003年に発売した50ccスクーターの名称。通勤や通学、買い物など、近距離の移動に特化した機能と、どこか愛くるしいフロントフェイスにより人気を博した。それをベースとするこのモデルは、電動アシスト自転車用のバッテリーと駆動ユニットを搭載した原付一種(第一種原動機付自転車)相当のEVスクーターだ。

元祖の50ccエンジン車と同様に、幅広いユーザー層が気軽に近距離移動できるモビリティとして提案している。1980年代や1990年代には、身近な乗り物として一斉を風靡した50ccの原付スクーターだが、近年は、厳しい排気ガス規制により、存続が危ぶまれている。そんなかつての人気者を、電動化により復活させるというコンセプトが興味深い。

スズキでは、ほかにも、やはり電動アシスト自転車のバッテリーと駆動ユニットを使用したペダル付き電動モペット「e-PO(イーポ)」もコンセプトモデルとして展示した。こちらも原付一種相当で、スクーターのようにスロットル操作だけでペダルを漕がずに走行できる「フル電動走行」、ペダルを漕ぐ力をモーターが支援する「アシスト走行」、ペダルを漕ぐ力だけで走る「ペダル走行」といった3モードを用意。また、折り畳みが可能なことで、少ない駐車スペースで自宅などに保管することが可能だ。

電動スクーターとしては、本田技研工業(以下、ホンダ)も、「SC e: Concept(エスシー イー コンセプト)」というコンセプトモデルを出展した。こちらは、同社がすでに市販している原付一種の電動スクーター「EM1 e:」をより大きくしたような原付二種(第二種原動機付自転車)モデルだ。電動の商用バイク「ベンリィe:I」などにも搭載する交換式バッテリー「Mobile Power Pack e:(モバイルパワーパック イー)」2個を動力源に採用。電動モデルならではのスムーズかつ力強い走りを実現するとともに、原付一種モデルと違い2人乗りも可能なことがポイントだ。

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