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「笑顔が怖い」心理的安全性を作れない上司の悲哀 「上司ガチャ」「部下を叱れない」可哀想な管理職

東洋経済オンライン / 2023年11月8日 10時0分

私の職業柄、多くの企業様とお話しする中で、相互関係が崩れてきているという声を非常に多く耳にします。

もはや悲鳴に近い声です。

具体的に何かというと、マネージャーが部下を「叱れない」 ということです。

このような問題が起こっている背景として、心理的安全性の重要性が間違って広がったことが要因の一つでもあると考えています。

それは、心理的安全性という言葉は、部下のために使われることが多くなっており、さらには部下自身も心理的安全性を主張するため、「注意するとすぐ不機嫌になる」「言いすぎると辞める」などの事象が起こり、リスクを回避するためにも上司が「腫れ物に触る」かのように部下に接していることが多くなってきています。

マネージャーの置かれている環境は、「なんてマネージャーは、可哀想な生き物なんだろう」と思うほど過酷な状況です。

ただ、マネージャー自身が仕事を楽しめない状況を打破しなければ何も解決することはできません。

結局、部下は 「仕事に熱中もせず」「不幸そうな顔」をして働くマネージャーを見て「この会社に未来はない」と感じてしまうからです。

そして、持ち前の見切りの早さを発動し、離職は止まるどころか、加速していきます。

本当に、このままでいいのでしょうか……。

当然、このままでいいはずがないことは、すでに知っているはずです。
あなたは、「経験から学ぶ力のモデル」という理論を聞いたことがあるでしょうか。経験学習の第一人者の松尾睦氏が伝える理論です。

簡単に説明すると、「思い」&「つながり」を大切にし、「挑戦し」「振り返り」「楽しみながら」仕事をするときに、多くのことを学べるということを表しています。

「思い」とは、仕事をするうえで大切にしている考え方や価値観であり、「つながり」とは、他者との関係性のことを指します。

つまり、マネージャーが「部下のため」という言葉をいったん横に置き、まずは、自分自身が「仕事を楽しむためには」を考え直すことが必要であるということです。

そうしなければ、個人の成長はおろか、チームとしての成長も鈍化してしまうでしょう。

笑顔が不気味だから、思い切って爆笑する

まず、「仕事を楽しむ」ために改善していただきたいことがあります。それは、あなたが知らぬ間に発している「威圧感」 です。

これを改善するためには、「笑顔」が有効です。

また、笑顔により幸福感も向上するため「仕事への楽しさ」が自然と増していくという効果までついています。

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