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「笑顔が怖い」心理的安全性を作れない上司の悲哀 「上司ガチャ」「部下を叱れない」可哀想な管理職

東洋経済オンライン / 2023年11月8日 10時0分

そして、あなたの表情が及ぼしている周囲への影響も大きく、特にマネージャーの表情の怖さは、映画『千と千尋の神隠し』に出てくる「湯婆婆」と同等の圧力があります。

余談ではありますが、ある会社様の若手社員で、出社した際にマネージャーの表情を確認して「今日は当たりの上司」「今日はハズレの上司」というように、毎日の運勢を上司の表情で占っている人もいるほどです。

根本のマインドから変えていきたいところですが一朝一夕では難しく、「表情」という表面的な部分だけでも変化させ「仕事を楽しんでいる顔」にすることで、徐々にマインドを変えていくことが必要になってきます。

さて、ここで一つ振り切りましょう。

なぜなら、普段から「笑顔」でいない方が表情を少し変えたところで、印象が変わることはありません。だからこそ、「笑顔」ではなく「爆笑」を練習してください。

もちろん何の脈略もなく、「爆笑」は難しいと思います。それであれば、いつもより大きく笑うだけでも結構です。

気をつけていただきたいのは、普段から笑っていない方が中途半端に笑顔を練習したとしても、ぎこちない笑顔になってしまい、部下から「上司が最近、不気味です……」とSNSで呟かれることになってしまうだけです。

マネージャーが職場でいつもより大きく笑うことで、心理的安全性が生まれやすくなります。

なぜなら、「笑う」という行為は、自己開示だからです。

普段の職場で相手の感情が如実に見えることといえば、「怒り」や「悲しみ」に関することくらいではないでしょうか。

とある、マネージャーからのメール

例えば、「悲しみで泣いている人」を見たら「悲しくなる」ように、人の感情というものは、伝播します。

だからこそ、心理的安全性の2つの要素でもある、①安心安全な場が生まれ、また、話してもいいかなと、②チャレンジしやすい環境が生まれていきます。

私が衝撃を受けた効果があります。

ある会社様でマネージャー向けにアイスブレイクとして爆笑をするというワークをしました。

普段から表情が怖く、近寄りがたい雰囲気を纏っているマネージャーの方が、いざ爆笑ワークとなった際に「キャハハハハーハハーキャハ!」と暴走したピエロのような笑い声をあげました。

普段から笑わない方だったからこそ、調節のネジがバカになってしまっていたようでした。

会場は驚きで一瞬キーンと冷たくなりましたが、一瞬の間の後に爆笑に包まれました。

そして、変化はここから訪れました。

数カ月後、そのマネージャーの方からお礼のメールをいただきました。

先日は、ありがとうございました。

職場で大きく笑うことを意識するようになって、最初は怖がられていました……。

しかし、徐々に自分の周りでも笑顔が増えていくのが実感できました。

一番の変化を感じたのは、先日、初めて部下の方から悩みを相談されました。

嬉しさと驚きでお礼メールをさせていただきました。

たかが、表情だけ……と思われがちですが、関係構築がうまくいかない一歩目のボトルネックなんていうものは、その程度のことだと思います。

そして、「楽しんで働いている表情」だけでも作り働くことで、周囲にも伝播し笑顔が生まれます。

ぜひ、楽しんで実践してみましょう。

中北 朋宏:俺 代表取締役社長

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