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コスモ社長「村上氏にプレミアムは絶対払わない」 旧村上ファンドと1年半の対立、出口はあるか?

東洋経済オンライン / 2023年11月10日 16時0分

11月9日、東洋経済の取材に応じたコスモエネルギーホールディングスの山田茂社長(編集部撮影)

石油元売り大手コスモエネルギーホールディングス(以下、コスモ)の株を20%強から24.56%まで買い増す意向を示している旧村上ファンド(以下、村上氏側)。コスモはこれを阻止すべく、12月14日に開く臨時株主総会で買収防衛策発動の是非を全株主に諮る(詳細は10月30日配信記事:コスモ、「伝家の宝刀」封印し村上氏とバトル2幕へ)。

コスモの山田茂社長に、総会開催の狙い、そして長期化する旧村上ファンドとの攻防に出口はあるのかを直撃した。

ある交渉に村上世彰氏が「直接介入したい」

――12月の臨時株主総会開催の意図は?

【写真】2022年4月に村上氏側のコスモ株保有が判明して以降、対話と対立が続いてきた

現在、持ち株比率20%強を持つ村上氏側がさらに24.56%まで買い上げると、過去の議決権行使比率(75%程度)から考えて、(村上氏側は)実質33%程度の比率になる。特別決議の拒否権を持つほどの影響力だ。

一方、村上氏側が示唆する(製油所統廃合や競合他社への傘下入りなどの)提案は企業価値向上につながらないと取締役会で判断している。われわれの企業価値向上策と比べて、彼らの今後の買い付けが妥当なのか、一般株主に判断してもらう。

――村上氏側は株買い増しの理由として、6月29日にコスモ側に「ある提案」をしたが、進展がなかったからだとしています。事業再編の提案とも聞きますが、真相は?

その提案の内容は言えないが、(別の企業との2社間の)ある交渉について、村上世彰氏が直接介入したいということだった。

株主からの提案なので一応検討する方向となったが、世彰氏本人から「介入させろ」とごり押しのような発言があって、それはおかしいだろう、と。本気で企業価値を高めるための提案とは感じなかった。

――6月の定時株主総会では村上氏側の議決権を除く異例のMOM(マジョリティーオブマイノリティー)で買収防衛策導入の是非を諮り反発の声も上がりました。今回普通決議で臨む理由は?

前回と大きく違うのは彼らが大規模買い付け行為の趣旨説明書を外形的には出してきたことだ。手続きは一応踏んでいる。

今年6月の定時株主総会ではMOMに焦点が集中し、彼らが本当に企業価値向上に資する提案や施策を持っているのか、あるいはわれわれが中期経営計画で示している内容が一般株主にとって有益なのかに焦点が当たらなかった。それは本意ではない。今回は内容をきちんと見比べてもらい判断してもらうほうが良いと考えた。

20%までなら「出ていってくれ」と言う気はない

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