1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

業績絶好調のメガバンク「株価が上抜けない」ワケ 最高益更新でも「PBR1倍」の壁を越えられない

東洋経済オンライン / 2023年11月22日 9時0分

三菱UFJは2023年度をもって現在の中期経営計画が終了するため、次期中計の目標値に注目が集まる。三井住友は2023年度から新中計が始まったものの、このほど実施した上方修正によって中計最終年度の業績目標をいきなり達成してしまうことから、来期以降の利益を上積みできるかが焦点だ。

日銀の金融政策については、「来年春の賃上げ動向を見極めたうえで、必要に応じて(マイナス金利政策を)解除するのでは」(三井住友の伊藤CFO)というのが、多くの銀行関係者の見立てだ。メガバンク各社は、現状マイナス0.1%の短期金利がゼロに戻った場合、貸出金利息の増加などを通じて粗利益が300億円程度増えると、そろばんをはじく。

ただし、「マイナス金利解除さえ投資家は織り込んでいる」(先述の市場関係者)との指摘もあり、これを材料に銀行株がどこまで買われるかは未知数だ。「メガバンクは早くから買われてきた。これからは出遅れていた地方銀行の番だ」(地銀幹部)という声もある。ネット銀を除く商業銀行としては久方ぶりのPBR1倍を達成できるのか、関係者にとって当面は歯がゆい状況が続きそうだ。

一井 純:東洋経済 記者

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください