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「30代部下から否定された」50代管理職の強い絶望 指摘された時に、どう対応すればよかったのか

東洋経済オンライン / 2023年11月29日 6時50分

部下とのやりとりで否定された気分になったAさん。どう気持ちを持ち直せばよいのでしょうか(写真: siro46/ PIXTA)

長年仕事で続けてきたやり方。しかしそれを部下に指摘されて、否定された気分になってしまったAさん。ついつい怒鳴ってしまいパワハラだと言われてしまったそうです。部下から指摘されたときに、どうすればよかったのでしょうか。『不安専門カウンセラーが教える 晴れないココロが軽くなる本』を上梓した、公認心理師の柳川由美子さんが解説します。

「30代の部下から、それってパワハラですよと言われてしまったんです」

【写真】「不安専門カウンセラーが教える 晴れないココロが軽くなる本 」(柳川由美子著)では、さまざまな不安に即した実践的な対処法を解説する。

ショックを隠せないという表情でAさんはこうおっしゃいました。クライアントのAさんは警備関係の会社に長年勤務する50代の管理職で、ふだんは物腰が柔らかく、言葉遣いも丁寧な男性です。

そんなAさんが「パワハラ」とは何があったのか。状況を聞いたところ、30代の男性社員から会社の業務について、「こうすれば、もっと効率よく終わらせられるんじゃないですか?」「こんなやり方は古いですよ」などと意見を言われることが続いていたそうです。

長年のやり方を否定された気持ちに

Aさんの職場は歴史がある、いわば古い体質の会社。部下の言うことは納得できる部分もありましたが、昔から続いてきたやり方を否定されて、自分が長年やってきたことを否定されたような気持ちになったそうです。

また、部下のふだんの仕事ぶりに「適当だな」とイラッとしたことがあり、業務の効率のためというのは建前で本当は自分がラクしたいだけではないかとも感じていたと話してくれました。

Aさんは「リスク管理を甘くみている。長年、やってきたことには意味があり、手順を変えるのはそんなに簡単なことではない」と考えていたため、意見を聞くだけに徹していました。

しかし、30代の部下だけでなく、ほかの部下からも同じことを言われることが続き、ストレスが溜まっていたため、ついに強い口調で「そんなに甘いもんじゃないんだよ!」と怒鳴ってしまったということでした。

この状況は一見、遠慮せずに意見を言う若手と、管理職とのジェネレーションギャップからくる対立のように見えるかもしれません。

しかし、相手から自分とは異なる意見を言われたとき、すんなりと受け止められる人もいるのに対して、なぜ、Aさんは自分を否定されたような気持ちになってしまったのか。

そこを明らかにしなければ、Aさんのストレスは溜まる一方で、今度はもっと強い言葉を部下にぶつけてしまいかねません。

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