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「聞けないモヤモヤ」を解決、医師に伝えるコツ4つ ネット情報を「上手に切り出す」ポイントも紹介

東洋経済オンライン / 2023年12月2日 9時40分

しかし、何かしら不調や症状があって診察を受けているのですから、わからないことをそのままにしてしまうのはよくありません。

不安も解消されませんし、患者さんや家族が病状について正しく理解ができていないことで、大切な判断ができない場合もあります。そうならないためにも、疑問に思ったことはその都度、しっかり聞こうとする姿勢をぜひ持っていただきたいです。

医師の視点でいうと、基本的に、我々医師は「患者さんに正しい情報をきちんと伝えないといけない」という責任感を持っているものです。ただ、それが強すぎると、とにかく情報を伝えることに必死になってしまい、ときに患者さんの話を聞くのがおろそかになってしまうケースがあるかもしれません。

前出のA子さんも、「診察室では一方的に医師が話し、私たちはそれを聞くだけになってしまう」と話していました。

こうした構図が生まれてしまうのは、限られた時間の中で、「とにかく情報を伝えないと」と必死になる医師に、「目の前の患者さんに必要な情報は何か」という視点が抜け落ちてしまっているからともいえます。

こうしたときこそ、患者さんやご家族が自分にとって必要な情報を引き出す“患者力”が試されます。

医師の話を聞き、「とりあえず」で返事するのではなく、不明な点があれば「すみません、ここがわからないのですが、もう一度教えていただけますか?」と、具体的にポイントを挙げて、きちんと質問しましょう。患者さんから「わかりました」と言われると、言葉通りに「理解してもらえた」と捉える医師もいます。わからないことをうやむやにせず、自分が理解するまで話を聞こうとする姿勢が大切です。

外来診療中であれば、「質問をしたら、迷惑がられるのでは」という遠慮は不要で、医師と診察室で向き合う時間に、聞きたいことを聞いて終われるのがベストです。

自分のことは自分にしかわかりませんし、患者さんの様子を誰より知るのはご家族です。大切なことですから、わからないことは聞くべきです。

聞きにくいときの「うまい聞き方」

質問しにくさを感じたときは、「質問したいことがあるのですが、今ここで聞いていいか、あるいは別途アポイントを取ったほうがいいか、どちらがいいでしょうか?」と確認するといいかもしれません。

入院中であれば、医師の回診のタイミングで時間を取ってもらえるよう、事前に看護師などに希望を伝えておくのも手です。

診察室に看護師が同席している場合には、後から看護師に「◯◯のところが少し難しかったので、もう一度教えてください」と聞くのも1つ。少なくとも、その場ですべての疑問を解消しきれなかったとしても、要望を伝えておくことは大切です。

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