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「聞けないモヤモヤ」を解決、医師に伝えるコツ4つ ネット情報を「上手に切り出す」ポイントも紹介

東洋経済オンライン / 2023年12月2日 9時40分

医師から的確な情報を引き出すには、ご自身やご家族の状況を正確に伝えることも大切です。

例えば、医師から「いつから痛いですか?」と聞かれたときに、「だいぶ前から」と曖昧に答えるのと「2カ月前から」と数字で答えるのとでは、症状について診断するための情報量としても大きな違いがあります。

ご自身やご家族の不調について、できるだけ具体的に、数字も含めて伝えられると、医師も状況を理解しやすいはずです。

また今は、本やネット記事で勉強されてから外来に来られる患者さんやご家族も多いです。参考になる情報が増えるのは、自分たちなりの考えを深めるうえでもよいことだと思いますが、その情報が信頼できる情報かどうかという見極めは大切です。

筆者も、「ネットにこう書いてあったんですけど」という声を、患者さんなどから聞く機会が増えました。そうした情報はすべて正しいとは限らず、誤った医療情報もたくさんありますし、なかには鵜呑みにすると危険なものもあります。

ネット情報を医師に伝えるには?

本やネットは、複数の読者に向けた一般論が書かれているものが多いのに対し、医師は個々の患者さんの状態を見て話しています。同じ病気でも、個々の状態によって治療方針が変わってくることもあるため、正解は1つには絞りきれないものです。

もし情報収集するなかで迷う点があれば、「本やネットを見たら、こういうことが書かれていましたが、先生はどうお考えですか?」と聞いてみるといいでしょう。

医師も人間なので、「先生の意見より、本やネットにある情報が正しいのでは」という前提で質問するのは控えたほうがいいですが、「先生の考えはどうですか?」と意見を聞くことは、まったく失礼ではありません。

もし重い病気や治療法が複数ある病気などの場合に、医師の意見が信じられなかったり、不信感を抱いてしまったりするようなら、セカンドオピニオンとして別の医師の意見を聞くのも1つ。また、看護師やソーシャルワーカーなど、病院にいる別のスタッフに相談するのもいいでしょう。

患者さんのなかには、「すべて先生にお任せします」という方がいらっしゃいます。

しかし、医師は個々の状況に合わせて治療の選択肢を伝えることはできても、具体的に何をするかという決断をするのは、基本的には患者さん本人や家族です。そのため、ご自身で判断するために必要な情報を、しっかりと医師や看護師から聞くことが大切です。

「お任せ」ではなく「聞いて選ぶ」

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