1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

若手の「びっくり退職」に上司が気がつけない事情 周囲が驚く「突然の退職」が増えている背景3つ

東洋経済オンライン / 2023年12月5日 7時0分

積極的な姿勢で頑張っていると思っていた新人が突然「辞める」と言いだして……という展開が増えているといいます(写真:metamorworks/PIXTA)

「本当にびっくりした。まさに、これから飛躍しそうな若者だったのに」――。

【解説】「びっくり退職」が増えている3つの理由

一目置いていた若者が突然「退職する」と言いだしたのだ。

「誰かに相談したか?」

と聞くと、若者は首を振った。

「もちろん課長が初めてです。誰にも相談していません」

彼だけは辞めないと思っていたけれど…

それなら、まだ慰留できるかと思ったのだが違った。決意は固く、すでに転職先も決めていた。

「先月、新商品開発プロジェクトのメンバーに選ばれたとき、喜んでたじゃないか」

「あのときは、転職するだなんて1ミリも考えてなかったのです」

「え! どういうこと?」

何があったのはわからないが、約1カ月で転職を決意し、転職先までも決めてしまっていた。

「実は2週間後から出勤することになっています」

「どこへ?」

「新しい職場です」

「ちょっと待ってくれよ!」

突然部下に呼び出され、退職する。2週間後から新天地で働く。有休も消化させてほしい。などと言われたのである。

他のメンバーとも話したが、誰も気付かなかったという。それどころか全員が口をそろえたのは、

「びっくりした」

である。

「彼だけは辞めないと思っていた」

「最近すごく意欲的に働いていたから、よけいにビックリだ」

メンバーだけでなく、部長でさえ口にしていた。

昨今、このような「びっくり退職」が増えているという。

・日ごろから不満を口にしている
・やる気が見られない
・最近、休みが増えた

このような兆候が見られたら、誰も不思議がることはないだろう。

「いずれ辞めると思ってた」

と納得するはずだ。しかし今回取り上げる「びっくり退職」は違う。

・日ごろから精力的に働いている
・自己研鑽に励んでいる
・社内のプロジェクトにも積極参加している

そんな将来に期待できそうな若者が、突然「辞める」と言いだすのである。直属の上司だけでなく、誰だって「びっくり」するし、何より職場に与える精神的なダメージが大きい。

「あんな将来有望な若者まで辞めたくなるようでは、もうこの会社は終わりだ」

そう思われてしまうリスクもある。

では、なぜこのような「びっくり退職」が増えているのか。若者たちの価値観の問題だけではない。そのような環境が整っていることも見逃せない。

ここからは「びっくり退職」が増える3つの理由と、2つの対策について解説したい。経営者や人事担当のみならず、部下を持つすべてのマネジャーに読んでいただきたい内容だ。

「びっくり退職」の裏に潜む「びっくり条件」!

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事を最後まで読む

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事を最後まで読む

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事を最後まで読む

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください