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貯められない人の家は大抵「散らかっている」現実 「節約しなくちゃ!」の前にまずは部屋を片づけよう

東洋経済オンライン / 2023年12月7日 16時0分

「“節約しなくちゃ!”の前に部屋を片づけよう」その理由とは?(『マンガでわかる お金に人生を振り回されたくないから超ビギナーが今すぐやること教えてください』© 黒田尚子(著)、月野まる(イラスト)/主婦の友社)

「毎日ちゃんと働いているのに、全然お金が貯まらない」「節約してるつもりなのに、効果がない」という人いませんか? 『お金に人生を振り回されたくないから超ビギナーが今すぐやること教えてください』を上梓したFPの黒田尚子さんに、お金を貯めたいと思ったときにまずやることは何か聞きました。黒田さんは、「“節約しなくちゃ!”の前に部屋を片づけよう」と言います。それはなぜでしょうか? 本稿では同書より一部抜粋し再構成のうえお届けします。

片づけと貯蓄、原則は同じ…どういうこと?

次に適正量を決めましょう

片づけと貯蓄、原則は同じ!

以前、収納アドバイザーの方に、「部屋が片づけられない人ほどお金が貯まらない。でも、部屋がきれいになるにつれ、お金が貯まるようになる」と聞きました。

【マンガで読む】あなたも身に覚えがあるかも!? お金が貯まらない人あるある!

片づけとは、自分の持ち物を把握し(現状を知る)、不要なものを手放し(適正量を決める)、きちんと収納できる状態を維持・管理すること。新しいものを買ったら古いものを捨てるなど、モノの動きを把握する必要があります。

貯蓄も同じです。自分の収入と支出を把握し(現状を知る)、不要な出費を削りながら目的に応じた貯蓄をし(適正額を決める)、毎月きちんと貯蓄できるように家計を維持・管理しなくてはいけません。

実際、モノとお金はダイレクトに結びついています。部屋がモノであふれているのは、多くのものを買っているからでしょう。お金を使うことは楽しいし、「どうせ使うんだから」と買ってしまう気持ちもわかります。

でも、結局あまり使わなかったり、賞味期限が切れてしまったり、ムダな出費であることが少なくないのです。しかも整理整頓ができていないと必要なものがいつまでたっても見つからず、結局「めんどうはお金で解決する!」とばかりに新しいものを買ってしまいます。これもムダ使いです。

片づけをしていると、モノを通じて自分のお金の使い方が浮き彫りになるものです。その気づきこそ、習慣を見直すきっかけになるはずです。

お金が貯まらない人あるある6選

意識を高めるだけで、お金はちゃんと貯まります

最後に、お金にまつわる「あるある」の法則を紹介します。

イギリスの歴史家であり政治学者であるシリル・ノースコート・パーキンソンは20世紀半ばに『パーキンソンの法則』という本を刊行しました。その中で2つの法則をあげています。

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