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「結論から言う」が実は理解されない残念な現実 最初にテーマを伝えてから本編に入るのを意識

東洋経済オンライン / 2023年12月20日 17時0分

「(歯磨きをするときは)力の掛け方や角度が大事だけど、人にはそれぞれ磨き方のクセがあるので、たまには歯医者さんに行ったほうがいいですよ」というアドバイスだと、すぐに理解できたでしょう。

この「前提が揃っているか」という視点は、仕事においてとても重要です。

例えば上司に対して、「昨日、お客様からクレームを受けまして、私としては正しい資料をお送りしたのですが…」といった具合に、報告なのか相談なのか、あるいはお願いなのか、趣旨が不明な説明をしてしまうことがあります。

テーマがぼやけたまま説明すると、上司は違うお客様をイメージしてしまい、話が噛み合わなくなる恐れがあります。

こういった詳細をボカした説明は、自分の頭の中で“話のストーリー”が完成してしまっているときにやりがちです。

自分の世界で説明をしてしまうので「それって何の話?」「誰のことについて話しているの?」と言われてしまうのです。

そこで普段から意識しておくべきことは、「誰についての」「何の話なのか」を、ハッキリと具体的に伝えることです。

先ほどのクレームの相談にしても、「〇〇さん、A社に納品したドキュメントについてクレームがありました」と伝えてから説明に移れば、上司もA社に納品したドキュメントの話だと理解できるのでコミュニケーションが円滑になります。

伝える内容が何の話なのかが見えにくかったり、あるいは普段と違うテーマを話したりするときは、「最初にテーマを伝えてから本編に入っていく」という流れを、より意識してください。

しゅうマナビジネス :コンサルタント

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