ダイハツ車が買えない今、何を買えばいいのか? 認証不正で考える「代わり」になる車種まとめ
東洋経済オンライン / 2024年1月12日 11時0分
そこで、約2年間で開発して2016年に登場したのが、トールとその姉妹車であった。開発者は当時、「トールの開発では『ブーン』のユニットを合理的に使って迅速な開発を行った」と述べている。
先般の第三者委員会の調査報告書では、不正が発生した原因の1つに「過度にタイトで硬直的な開発スケジュール」を挙げていた。それがどの車種を示すかは不明だが、今になって思い起こすと、トール取材時のコメントと符合する。
ロッキー/ライズ/レックスの場合
5ナンバーサイズの貴重なコンパクトSUVが、ロッキー/ライズ/レックスの3姉妹だ。こちらもそれぞれ、ダイハツ/トヨタ/スバルで販売される。前述のトール3姉妹とは異なり、エンジンやプラットフォームは新開発。日産のe-POWERに似たシリーズハイブリッドも用意する。
その代替えになるコンパクトSUVとしては、トヨタ「ヤリスクロス」もあるが、雰囲気を考えると、2023年12月に発売されたばかりのホンダ「WR-V」が最も近い。ハイブリッド車はないが、広い室内を持つクルマだ。
ロッキーは、中級グレードのX(2WD)でも182万円だが、WR-Vは廉価モデルでも209万8800円とやや高い。しかし、ファミリーカーとしても使いやすいだろう。
早急に事態を明らかにせよ
ここまで見てきたように、ダイハツ各車種には“代わり”になるようなモデルが、存在している。しかし、ダイハツ車とそのOEM車には、ユーザーニーズに的確に応えた優れた商品が多いことは、これまでの販売実績から見ても明らかだ。早急に事態を明らかにして、国土交通省も改めて基準適合性の確認を行い、出荷を再開させてほしい。
渡辺 陽一郎:カーライフ・ジャーナリスト
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