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すぐに息切れする人が変わる「1回1分」の呼吸法 お金も場所も、道具もいらない呼吸筋の鍛え方

東洋経済オンライン / 2024年1月24日 19時0分

つまり、「長生き呼吸」をスムーズなものにするためには、「横隔膜」と「肋間筋」にうまく動いてもらうことが大切なのです。

では、内臓に接する「横隔膜」と「肋間筋」の2つの筋肉は、一体どうすれば効率よく、鍛えることができるのでしょうか?

実は、「横隔膜」も「肋間筋」も、ジムなどで行なういわゆる筋トレでは、鍛えることができません。

鍛える唯一の方法が「長生き呼吸」なのです。

筋力・体力がなくても大丈夫な「長生き呼吸」

「(呼吸)筋トレ……」と、少々気が滅入ってしまったでしょうか?
 ただ、「長生き呼吸」は、

  ①1回たった1分でOK!
   「長続きしないかも……」の心配ナシ!

  ②筋力・体力がなくても大丈夫!
   「年齢」「性別」「運動神経」一切関係ナシ!

  ③お金も場所も、道具もいりません!
   「思い立ったら、すぐできる!」気負う必要ナシ!

 という特長をもっています。

今回は書籍の中から「長生き呼吸」の「基本の呼吸法」についてご紹介します。

「基本の呼吸法」
① リラックスした体制で座る

② 5秒間、鼻から息を吸う
息を吐ききったあと、自然と入ってくる空気をゆっくり吸う

③ 10秒~15秒間、口から息を吐く
口をやや横に広げ、唇を薄く開いた状態で、ゆっくり吐く。
吐ききったところから、さらに吐く。

スキマ時間を活用して「長生き呼吸」をクセにしよう!

こんないいことづくめの「長生き呼吸」ですが、「効果があるから絶対やらなくては!」と、無理に意気込まなくても大丈夫。やらなくてはならないこと、になってしまうと、それはそれでストレスになってしまいかねません。

理想はクセにしてしまうこと。そもそも呼吸は無意識にやるものですから、いつもの呼吸がいつの間にか「長生き呼吸」に切り替わっていた――そんな風になるのが一番です。

毎日の生活の中、探せば呼吸ができる「スキマ時間」がたくさん見つかります。スキマ時間を活用して、何度も「長生き呼吸」を繰り返していると、自ずと呼吸筋が鍛えられていきます。

もちろん最初は、意識して呼吸してみてください。エレベーターをまっているとき。信号待ちをしているとき。意識して「長生き呼吸」をしてみてください。

いつしか呼吸筋がしっかりと使われるようになり、横隔膜や肋間筋が正しい動き方を覚えて、「長生き呼吸」を実践してくれます。

奥仲 哲弥:山王病院副院長

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