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婚活で「セクハラ」してしまう中年男性たちの特徴 娘ど同世代の女性を追いかける男性の心理

東洋経済オンライン / 2024年1月28日 16時0分

それでも「子どもがほしい」と言う。特に莫大な資産があるわけではない方も多いのです。「女性は、年齢がかなり離れているので、相当の財産を残してくれることを期待していると思いますが大丈夫ですか」と、相手の相談所を通して聞いても、「なんとかなる」と思っているようです。

ちなみに、そうした男性の中には、元妻とのあいだに子どもが何人かいて、しかも、その子は今20代半ばだったケースもありました。子どもたちは元妻に引き取られているので、養育費は払ったものの、育児にまったく関与せず、自分が娘と同じ世代の女性を求めてセクハラをしている異常さにピンとこないのでしょう。

また当社のある自営業の50代男性は、セクハラをする訳ではありませんが、何かというと「俺は年収1000万円だ」と自慢し、やはり20代の女性を好みます。

ただ正直年収1000万円の50代男性は、20代女性からみるとそれほど魅力的ではありません。40代以上の女性であればマッチングできるのですが、20代女性だと年上はせいぜい40歳まで。30代男性でも1000万円以上の方は意外といますから。

40代以上の女性であればマッチングできるのですが、やはり20代女性だと年上はせいぜい30代まで。30代男性でも1000万円以上なんてたくさんいますから。

「パパ活みたいで嫌」と女性側からクレームも

その男性は婚活用の検索システムを四六時中チェックしていて、20代女性が入ってくると真っ先にお見合いを申し込みます。「お見合いを成立させるのはなかなか難しいと思いますよ。というのも、ライバルはご自分より20歳も年下で、年収もさほど変わらない30代男性ですから」と何度もアドバイスしていますが、本人は意に介しません。

なんとか20代の女性とマッチングしても、自分が気に食わないと「こんな女性を紹介するな」と文句を言います。少しでも遅刻をしてくると、「何様だと思ってるんだ」と憤怒し、10分ほどで切り上げて勝手に帰ってしまう(規則違反のため、罰金が発生します)。

こういう違反が何度も続くようだと退会してもらうことになりますが、実際今までにいろいろな結婚相談所を転々として来ています。「前の相談所には3年間いたけど、若い女性と結婚できなかった」と別の相談所に移る。それでまた同じことを繰り返す。こういう男性は女性を低く見ているように見えます。

ある20代女性からは「レストランなどで、パパ活のように見られてしまう。周りの人たちが、『パパ活だよね』とコソコソ話しているのが聞こえた」という声もありました。

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