超簡単で熱々！保存容器で作る｢寄せ鍋｣のラク技 切って､詰めて､冷凍→レンチンだけで完成!

ひとり分の野菜や肉を切って、コンテナに詰めて冷凍しておけば、いつでもレンジでチンするだけで鍋が楽しめます（撮影すべて：中川真理子）

冬の定番といえば、鍋料理。でも、忙しい日々、野菜や肉を切って鍋で煮込んで……というのは面倒に思うこともありますよね。そんなあなたにオススメしたいのが、時短料理研究家・ろこさんの「冷凍コンテナひとり鍋」。

ひとり分の野菜や肉を切って、コンテナに詰めて冷凍しておけば、いつでもレンジでチンするだけで鍋が楽しめます。ヘルシーでダイエットにも最適！『時短料理研究家・ろこさんの冷凍コンテナひとり鍋』より、3回にわたって作り方やレシピをご紹介します。

作り方も超カンタン！

寒い季節に食べたくなる鍋ですが、たくさんの野菜や肉などを土鍋で煮込んで、大勢で囲むイメージがあり、ひとり分を作るのは、手間を感じる人も多いのではないでしょうか。

【写真で見る】冷凍コンテナひとり鍋。コンテナに調味料を入れてから、切った野菜、肉、魚などを加えるだけで準備OK。

しかしコロナ禍を経て、ひとり鍋用の商品が増えるなど小鍋に注目が集まっています。

そこで冷凍コンテナ®の出番です。

冷凍コンテナは、食材と調味料を詰めて冷凍しておけば、コンロに付きっきりで調理する必要もなく、電子レンジにかけるだけという手軽さ！　仕事で帰りが遅くなった日でも、家族で食事をとる時間が違う日でも、食べる直前にレンチンするだけで、熱々の鍋を堪能することができます。

忙しくて毎日の料理に時間をかけていられない人や、週末にまとめて作りたい人はもちろん、ランチを簡単に済ませたい人、子どもの夜食や遠方にいる家族のために作り置きをしたい人などにも重宝します。

家族でそれぞれ好きな鍋を選んで食べられるのも、魅力のひとつです。この冬、「冷凍コンテナひとり鍋」で体も心も温かくなっていただけたら嬉しいです。

作り方の手順

・使うコンテナは700mLの正方形タイプ

1.調味料と切った材料を詰める

コンテナに調味料を入れてから、切った野菜、肉、魚などを加えるだけで準備OK。

2.ふたを閉めて冷凍する

食材を入れ終えたら、しっかりとふたをして、平らな状態で冷凍庫へ。

3.ふたを斜めにして電子レンジで加熱する

食べたいときに、冷凍しておいたコンテナのふたを斜めにしてレンチンするだけ。

4.できあがり！

時間通りに加熱したら、ミトンなどを使って取り出して、混ぜ合わせていただきます。

W数と加熱時間

電子レンジは、600Wを基準としています。500Wの場合は1.2倍、700Wの場合は0.85倍の時間を目安に加熱してください。機種によっても差が生じる場合がありますので、下を参考に、様子を見ながら加熱してください。

600W→12分　500W→ 14分20秒　700W→10分10秒

コンテナは、プラスチック製で耐熱性があり、冷凍可能なものを使ってください。ふたが耐熱性でない場合は、ふたを外してラップをふんわりとかけてレンジで加熱してください。

電子レンジ加熱の注意点

・ふたを斜めにして加熱

電子レンジで加熱するときは、必ずふたを斜めにして加熱してください。ふたを閉めたまま加熱すると、破裂する危険性があります。蒸気の逃げ道を作るためにも、ふたは斜めにずらしてから加熱しましょう。

・取り出すときは、ミトンなどを使用

加熱後のコンテナは、容器自体も熱くなっています。取り出すときは、ミトンなどの鍋つかみを使って火傷をしないように注意してください。滑り止めのついたものがおすすめです。

・トレーにのせて運ぶ

電子レンジからコンテナを取り出したら、トレーなどにのせて食卓まで運びましょう。液量が多いため、そのままミトンで運ぶより、トレーなどにのせて運んだほうが安全です。

1品目は、鶏のうまみと和風だしの風味がしみわたる、ほっと安心する味わいのしょうゆベースの定番鍋「鶏の寄せ鍋」です。

レシピ①鶏の寄せ鍋

冷凍は30日間可能

【材料（1人分）】
鶏もも肉……70g
にんじん……1/4本（30g）
白菜……1枚（80g）
水菜……10g
しめじ……30g

A
水……300mL
しょうゆ……小さじ2
酒・みりん・和風だしの素（顆粒） ……各小さじ1

【作り方】

① Aをコンテナに入れて混ぜ合わせる。

② にんじんは短冊切りにし、白菜は縦半分にして2cm幅に切り、水菜は5cm長さに切り、しめじは小房に分けて①に入れる。

③ 鶏肉は一口大に切って②に入れる。

④ ふたをしっかり閉めて冷凍する。

【食べるとき】

ふたを斜めにのせ、600Wの電子レンジで12分。

ろこ：時短料理研究家