1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

東大生がやってる頭が良くなるたった1つの習慣 「すぐに理解する人」「理解が遅い人」の小さな差

東洋経済オンライン / 2024年2月2日 11時40分

先生「1853年にペリーが来航しました」
生徒「(ペリーというのはどの国の人で、どんな目的で来航したんだろう?)」

なんて考えていると、「あ、ペリーはアメリカの人で、目的は日本を開国させて貿易をすることだった」と、その後で説明をしてくれる場合が多いです。

または、一瞬疑問に思ったとしても、「あ、そういえばさっきペリーの目的については語っていたな」と、前に説明してくれたことを復習することになるかもしれません。

「問い」と「答え」で情報を整理し、記憶にとどめる

実はこれだけで、情報が頭の中で整理されていきます。なぜなら、「問い」と「答え」の形式は、整理しやすく、また記憶に残りやすいからです。

例えば、疑問を持たずに相手の話を聞いていると、「この時代、アメリカは日本と貿易したかった」という情報だけが頭に入って、これが何に紐付いた情報なのかがわからなくなってしまい、すぐに忘れてしまいます。

逆に、「この時代、アメリカは日本と貿易したかった。だから、アメリカは日本を開国させたかった。だから、ペリーは日本に開国を要求して来航した」と、バラバラの情報を問いと答えの形式で整理することで、情報が整理されるのです。

いかがでしょうか? 考えるというのは、問うことと同義だと思います。

だって、何かを考えているときって、疑問の答えを考えているときですよね。「なんでこんなことが起こったんだろう?」「どうして自分はこんなことをしてしまったんだろう?」というように、問いがあって初めて「考える」という行為が成立します。逆に、「問いがない考え」なんてないのです。

ですから、問いを考えながら話を聞くというのは、そっくりそのまま、相手の話を考えるということになります。みなさんもぜひ、参考にしてみてください。

西岡 壱誠:現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください