1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. 経済
  4. ビジネス

ひろゆき「これから生き残る仕事」の納得理由 人にモノを売る仕事はなくならない

東洋経済オンライン / 2024年2月7日 18時0分

こういうのって営業部門で働いたことのない人にとっては、かなりハードルが高く感じられるでしょう。

でもそれは営業を狭く考えすぎています。人間相手に何かを売る行為は、すべて「営業」です。だいたい、飛び込み営業や勧誘電話を受けて、実際にモノを買ったことがある人なんてもういないんじゃないですかね。

たとえば、ブログに記事を掲載して、そこにアフィリエイト広告を貼るのも営業です。B to Cや個人を対象にした記事という商品を用意し、広告によって収益化を図っているんですから。

営業部門のサラリーパーソンは自社製品を売るのが仕事ですが、方法は問屋や小売店を回って頭を下げるだけではありません。

Amazonのレビューやブログ記事を書きまくって、製品をアピールするのも立派な営業行為。どういうやり方であれ、結果として売上が上がれば営業の成果があったということになるわけです。

「人に愛想よく挨拶するなんて自分にはできない」と思っているのであれば、人に会わずに営業して売上を増やす方法を考えましょう。

営業スキルを高めるコツ

では、営業スキルを高めるためには、どうすればいいのでしょうか。

売り手の立場から「どうやって売るか」を考え抜くというのは1つのやり方ですが、僕は買い手の立場から考えたほうがラクだと思います。

たとえば、あなたがコンビニでお茶を買うとしましょう。商品を選んで手に取りレジに持っていくわけですが、この時「なぜその商品を手に取ったか」を意識するようにします。

棚には、「お~いお茶」や「綾鷹」などいろんな銘柄のお茶があったのに、なぜ自分はその中から1つ選んだのか。商品名の語呂が気に入ったのか、パッケージの色が気に入ったのか、CMが印象に残っていたのか。

ネット通販でモノを買う時もそうですね。Amazonや楽天のレビューや広告、ブログなどの記事を見て買うかどうかを決めると思いますけど、自分が見た情報のうち「刺さった」のは何かを考えてみましょう。

あなた自身に刺さったキャッチコピーや記事の書き方を真似して、ブログやレビューを書けば、少なくともあなたと同じような感性を持った人に刺さる可能性は高いわけですよね。

もしあなたが二十代男性でひとり暮らし、年収400万円であれば、自分と同じような人がどんな生活をしているのか、頭の中でシミュレーションしてみましょう。人数としてはけっこういるでしょうから、うまくいけば、それなりのマーケットになるでしょう。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください