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新築より"中古マンション"を選ぶ5つのメリット 人気エリアでも自分好みの物件探しが可能に

東洋経済オンライン / 2024年2月9日 16時0分

具体的には、「ディスポーザーや食洗機が設置されていない」「キッチンや洗面所の天板など目立つ部分の材料は人造石など豪華だが、目立たない場所はグレードの低い材料を使っている」といった例だ。

さらに標準仕様だと、床材や壁紙などの選択肢が少ない。選べるのはせいぜい色味程度で、オプションで補おうとすると割高になる。キッチンやお風呂などの設備や内装も、自分のライフスタイルと相容れない可能性がある。

その点、中古マンションであれば、安く購入できた資金で水回りや内装などを自分好みに変えることができる。また、家族構成の変化に応じて、「子ども部屋を書斎にする」「間取りを変更する」など、大胆なリフォームがしやすいことも、魅力の1つだ。

人気エリアも中古なら手が届くかも

【ポイント④】実物を見て判断できる

新築のモデルルームに行くと、最新設備やその豪華さに目を奪われ、その空間そのものを手に入れたいと感じることがある。

しかし、新築の場合、モデルルームのほかパンフレットや図面等をもとにイメージするだけで、実際の住戸、日当たりや眺望、風通しなどを確認しないまま購入することが多い。

そのため、実際に部屋が完成し引き渡しを受けてから「日当たりが良いのは一部屋だけ」「眺めがいいのは上階だけ」「思っていたよりも造りが安っぽい」など、後悔するケースはけっこう多い。

その点、中古なら実際の部屋を見て日当たりや眺望、風通し、騒音、さらにはリフォームの必要性まで確認することができる。

現地に行くことで、建物の外壁汚れやタイルのひび割れ、エントランスの清掃状況はもちろん、天井の高さや間取りなどイメージがわきにくい部分も、実際に確認してから購入を決めることができる。

特に管理状況には注意が必要だ。管理組合がきちんと機能し、建物の耐久性や外観などの維持管理が適正に行われていれば、資産価値も維持され極端に下がることはないからだ。つまり、安心して購入できるというわけだ。

ほかにも所有者や住人から住み心地の感想も聞ける。実物や近隣の環境だけでなく、住人の雰囲気や年齢層などを確認することで大きな安心感が得られる。

【ポイント⑤】希望エリアの選択肢が広がる

人がエリアにこだわる理由は「人気の街に住みたい」「住み慣れた場所を離れたくない」「子どもの学区」「子育てを親に助けてもらいたいから同じ街に住みたい」「親が高齢で心配だから同じ沿線に」と様々だ。

また、子育てを終え夫婦だけの生活になると、今までの間取りでは生活しづらいと感じる方が多い。そこで、大掛かりなリフォームや縮小買い替え(ダウンサイジング)を検討することになる。

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