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36歳で離婚した女性の「進行中の恋愛」と"後悔" 平日はコールセンター勤務、週末はネイリスト

東洋経済オンライン / 2024年2月9日 12時20分

「仕事はしんどいのですが、結婚していた頃は家に帰ったら元夫のためにご飯を作ったり家事をしたりしないといけなかったのが、今はすべて自分の時間に充てられて自由を得られています。離婚したとき、元夫と飼っていた犬を残して家を出てきたので、犬に会いたくて今は週2回ほど元夫の家に行っています」

今までインタビューしたアラフォー離婚経験者は「離婚してよかった」という人ばかりだったが、岩倉さんは少し違った。

「これは後で元夫から聞いた話なのですが、私に好きな人ができて離婚したことで、元夫はうつ状態になって眠れなくなってしまったそうなんです。それで、本当に申し訳ないことをしてしまったと離婚を後悔しました。今は回復していますが、元夫を苦しめてしまったことに罪悪感を抱いています」

元彼と別れた岩倉さんだが、現在は新しいパートナーがいる。マッチングアプリで知り合った1つ年下の男性ともうすぐ1年になる付き合いをしているそうだ。

「今のパートナーは元彼とは違って同世代なので話が合うんです。それに私をリードしてくれて優しい。共通点もたくさんあり、やはり付き合うなら同世代が一番なんだなと実感しています。しかも、相手もバツイチで楽なんです。なんだか高校生の恋愛のようにくだらないことで笑い合ってとっても楽しいです。ドキドキ感のトキメキも久しぶりに感じています。ああ、これが恋愛なんだな、この年齢になっても恋愛できるんだなという新鮮味のある恋愛です。こういう恋愛がもう一度できるなんて思ってもいませんでした。ただ、11個も年下の元彼と付き合ったことはいい人生経験になったとは思っています」

いい人生経験になったと思う

今は新しいパートナーとの同棲に向けて引っ越し費用を貯めている最中だという。再婚願望はないのか尋ねると、まずは同棲してから後々のことは考えるとのことだった。

「今後の目標としては、コールセンターの仕事をセーブし、もう一度友人とネイルサロンを共同経営してネイリストを本業にすることです。ほかにも資格も取りたいなと思っています。ただ、今はコールセンターの仕事でパツパツなので資格の勉強をする時間もほとんど取れていません。加えて週2〜3回はパートナーと過ごしているので時間がない状況です。パートナーとの同棲に向けて物件選びもしないといけないし、彼と一緒に住むなら猫も飼いたいんですよね。物件サイトを見るとペット可の物件が少ないので悩み中です」

仕事は大変だが新しいパートナーと仲良く過ごしている岩倉さん。今後はお互い傷つくことなく新たなパートナーと歩み、ネイリストとしての仕事が成功することを願うばかりだ。

本連載ではアラフォー世代で離婚された人が離婚後にどのような変化があり、どんな生活を送っているかの体験談を募集しております。取材の申し込みは以下(https://form.toyokeizai.net/enquete/tko2210b/)よりお願いいたします。

姫野 桂:フリーライター

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