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稼がない主夫になった「昭和の男」が直面した苦難 自分は妻より"下"な気がする・・・?

東洋経済オンライン / 2024年2月11日 11時0分

人は誰しも、24時間365日、ご機嫌でいることはできません。長い結婚生活なら、なおさらそうです。「いつも笑顔のお母さん」「いつもかっこいいお父さん」が理想像として語られることもありますが、それを目指しすぎると、必ずどこかでストレスがたまり、悪循環が生まれます。グチを延々と垂れ流しすぎたりイライラをパートナーにぶつけるのは論外ですが、ある程度は「かっこ悪い自分」「弱い自分」を相手に見せて、弱音を吐けるのは、家庭のいいところだと私は思っているのです。

今回のご夫婦は、共に華やかなキャリアを持ち、行動力にあふれ、前例が少ない働き方に挑戦してきたおふたりです。そういうパワーカップルが、悩んだりケンカしたりぶつかったりメンタルダウンしてきたことを告白するのは、社会にとってとても意味のあることのように私は感じました。そして、真美子さんいわく「私はポジティブ思考でこの人はネガティブ思考」というおふたりは、なんだかんだでバランスがいいご夫婦だとも感じたのです。

今後も、一禎さんは、真美子さんにビシバシ突っ込まれながら、そして惑いながら、自分の働き方を模索していくのでしょう。そして、その惑いは、いい意味でとても人間らしく、現代を表しているな、と感じました。

この連載にはサブ・コミュニティ「バル・ハラユキ」があります。ハラユキさんと夫婦の問題について語り合ってみませんか? 詳細はこちらから。

ハラユキ:イラストレーター、コミックエッセイスト

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