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婚活男性は女性が求める「清潔感」をわかってない ファッションに対する「解像度」を上げる方法

東洋経済オンライン / 2024年2月18日 12時10分

2Dの世界では、質感とサイズ感が伝わりづらく、印象における「色の重要性」が増しますが、一方リアルな場面では、生地感とサイズ感も、相手の心に深く影響を与えますよね。つまりファッションの解像度とは、服そのものを選ぶ視点ではなく「シーンを含む『見え方』を想定する視点」です。「客観的に自分の見え方を捉える」ということ。

そして婚活ファッションにおける、自身で調整するポイントは、「色・生地感・サイズ感」という3軸しかありません。以上を踏まえたうえで、シーンごとの解決策を、具体的にお伝えします。

お見合い写真の野暮ったさを解消するコツ

諸説ありますが、色彩認知学では「女性は、男性の4倍ほど色彩認知能力が高い」と言われています。またアンミカさんがバラエティ番組に出演した際、「白って200色あんねん」という発言も話題になりましたが、女性にくらべ男性は「微細な色のちがい」を判別しづらい傾向があるのです。

実際のところ結婚相談所の一覧データから、お見合い写真を確認する限り、男女における「色づかいの差」は明らか。カラフルな色づかいが主流の女性にくらべ、男性は黒・グレーなどのダークカラーな地味色の写真ばかりでした。

もちろん最近では私のようなスタイリストが、お見合い写真のコーディネートを担当するケースも増えているため、以前より改善されていますが、それでも大勢のライバルに埋もれてしまう写真が多いもの。

この解決策は、「挿し色の活用」に尽きます。服につかわれる色は、無彩色(黒・白・グレー)と有彩色(それ以外)に分かれますが、有彩色のなかでも、彩度が高い鮮やかなものを1カ所だけ挿すのです。

たとえば秋冬の撮影ならば、ジャケットとシャツの間に、高い彩度の薄手セーターを試してみてください。また春夏ならば、紺のなかでも青みが強いライトネイビーと呼ばれるブルー系ジャケットを試すのも素敵です。とはいえ大半の婚活男性は、着なれないカラフルな色に抵抗があるはず。

ですがこの抵抗を必ず乗り越えてください。運命の女性が、大勢の中からあなたを見つけやすくする服を用意すること。これこそ自分の視座を上げた「相手目線」だからです。

一方リアルなシーンにおいても、お見合いと初回デートで、留意点は変わります。

初回のお見合いでは、ただスーツを着るのではなく、「身体に合わせたスーツで生地にヨレがないもの」が重要視されます。いわばサイズ感が大切だということ。一方、初回デートの服装ではルールも変わります。

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