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激狭ハウスでルンルンと暮らす「取捨選択の達人」 靴下、タオル、箸…物を統一したら手間も減る!

東洋経済オンライン / 2024年2月19日 5時50分

一見カジュアルな赤い靴下ですが、黒い革靴に合わせるとトラッドな雰囲気に(筆者撮影)

ロスジェネ世代で職歴ほぼなし。29歳で交通事故にあい、晩婚した夫はスキルス性胃がん(ステージ4)で闘病中。でも、私の人生はこんなにも楽しい。なぜなら、小さく暮らすコツを知っているから。

先が見えない時代でも、毎日を機嫌よく、好きなものにだけ囲まれたコンパクトライフを送る筆者の徒然日記。大好評の連載第9回です。

少ない荷物で生活の潤いを保つ「取捨選択の極意」

築50年30平米1R。キャラメル箱みたいな1ルームマンションで、夫婦、老猫、そして預かり犬で暮らしています。居住スペースを拡張すべく、作り付けの押入れとパントリーを解体したため、我が家の収納スペースはベッド下とメタルラック3つだけ。

【写真で見る】靴下も取捨選択!お揃いにした夫婦のようす

30平米で暮らしているというと「そんなに狭いと、食べて寝るスペースしかないでしょ?」と言われますが、そんなことはありません。12畳程度の小さな空間ですが、2人と猫と犬が問題なく生活できる程度の空間は確保できています。

犬におもちゃを投げて「もってこい」もできるし、夫婦それぞれにテレワークもできるし、床に2枚ヨガマットを敷いて並んでストレッチもできる。狭いなりに壁面を利用してインテリアも楽しんでいます。

今回のエッセイでは、少ない荷物で暮らしつつ、好きなモノやコトは我慢せず生活の潤いを保つための、取捨選択の極意(とか言ってみる)を紹介したいと思います。

【画像】センス抜群…! 「好きな物”だけ”に囲まれた」筆者の部屋を画像で見る(13枚)

我が家では「靴下」「パンツ」「タオル」「お箸」などを統一することで、所有数を減らしました。これは、収納スペースの少ない家での荷物の総量を減らすことにも貢献しますし、興味ないものの選択肢をなくすことで、選ぶストレスもなくなり一石二鳥。

根っからのなまけ者で、家事は全然好きじゃないし、ていねいに暮らすよりはスマホを眺めてゴロゴロしていたい。そんな私が編み出したぐうたらかつ、ラクチンな管理方法でもあります。

靴下は全部同じにすれば神経衰弱の手間も一掃

洗濯していて面倒くさいのが靴下です。取り入れる際に、神経衰弱の要領でペアを探してあげないといけません。引き出しのなかには、相棒が行方不明になって片っぽだけになってずっと放置されているやつがある人もいるのではないでしょうか。

履いたときに「あ、親指の部分薄くなっているから履き終わったら捨てよう」「履き口のゴムがビローンとなって落ちてくるから履き終わったら捨てよう」「毛玉がひどいから履き終わったら捨てよう」。

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