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バブル超え目前!「日経平均」銘柄に株価の明暗 あおぞら銀などは指数上昇に反し年初から下落

東洋経済オンライン / 2024年2月19日 7時0分

(※外部配信先では表の画像を全部閲覧できない場合があります。その際は「東洋経済オンライン」内でお読みください)

一方で年初来の上昇率をみると、225の構成銘柄で1位となったのはSCREENホールディングスだった。

年初に1万1200円だった同社の株価は1万8780円に上がった。半導体の製造工程で細かなゴミを取り除く洗浄装置を主に生産する企業だ。

上昇率上位の顔ぶれは今後変わる?

「史上最高値は目標というより通過点」(野村の柏原氏)。実際、証券大手は今年の日経平均の予想レンジを上方修正している。大和は年末の予想値を4万3000円に引き上げた。

特定の業種や銘柄からほかの業種・銘柄へと買いの動きが移っていくことを「循環物色」という。これまでは半導体関連を中心に買いが集まったと指摘されるが、市場関係者は循環物色が進み、幅広い銘柄が上がることを期待している。

日経平均が無事に4万円台に到達した際には、上昇率上位の顔ぶれが変わるかもしれない。

緒方 欽一:東洋経済 記者

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