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ゴルフの上達には「3つのつながり」が欠かせない訳 「全体的な調和」を意識することが大切だ

東洋経済オンライン / 2024年2月26日 18時30分

ゴルフの上達のためには、技術的なスキルだけでなく、身体の各部位がどのように連携して動くかを理解することが重要です(写真:buritora/PIXTA)

アメリカへも留学し筋膜や解剖学に関する技術や知識を深め、ストレッチトレーナーとして活躍するきまたりょう氏。

『世界一わかりやすい 筋肉のつながり図鑑』の著者でもある同氏が、運動や日常生活における全身の筋肉や、筋肉同士のつながりへの知識がいかに大切かを解説します。

ゴルフの上達には「筋膜」のつながりへの意識が重要

ゴルフはただボールを打つだけではなく、「全身の調和」を必要とするスポーツです。プレイヤーにとって技術的なスキルだけでなく、身体の各部位がどのように連携して動くかを理解することが、実は非常に重要です。

【イラスト】ゴルフ時の筋肉の「つながり」

そんな全身の調和を意識するためにかかせないのが、「筋膜」のつながりへの意識です。

筋膜は体内の結合組織のネットワークで、筋肉、骨、神経、血管を支え、包み込む役割を果たします。ゴルフのスイングは、この筋膜の「つながり」に大きく依存しており、スムーズな動きと強力なショットの両方を可能にします。

しかし、多くのプレイヤーはこの大事な部分を見落としがちです。

つながりについてここで詳しくは取り上げませんが、ざっくりとお話しするとミカンの白い薄皮のように、全身の筋肉を覆っているものがつながりといえます。

ここをイメージできると、これまでのゴルフをはじめとする運動や筋トレ、ストレッチの効果まで変わってきますし、怪我をしにくい身体が手に入ります。

この記事では、ゴルフをプレイする上での筋膜の「つながり」に焦点を当てていきます。特に「らせんのつながり」、「運動のつながり」、そして「腕のつながり」の3つのつながりがいかにパフォーマンスに寄与するかをご紹介します。

ゴルフをプレイする上で意識したい3つの「つながり」

①「らせんのつながり」

ゴルフスイングは、体の回転と共に上半身と下半身が「らせん」状に連動する動作です。

この「らせんのつながり」は筋膜によって支えられ、力の伝達と動きの流れをスムーズにします。足から始まり、脚、腰、背中を経て腕に至るまで、一連の動きで力を増幅させることができます。

この連鎖反応がうまく機能すると、最小限の労力で最大限のパワーをボールに伝えられます。

②「運動のつながり」

「運動のつながり」では、ゴルフスイングにおける体の動きが、斜めのラインを通じて力を伝達させていくつながりです。

このつながりは、体の一部が動くとき、それに対応して体の他の部位も連動して動くという原理に基づいています。

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