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東大生もやってた「英語好きになるゲーム」2選 早期教育では楽しく学ぶことが求められる

東洋経済オンライン / 2024年3月1日 11時0分

そして回答する側は、その単語を当てます。3つのヒントで答えられたらクリアで、3つだとなかなか思い付かない場合は4つ以上のヒントを出していきます。

ゲームをすることで、鍛えられる力

このゲームに答えるには、連想の能力が必要です。

出題者側はその単語の持つ特徴を連想し、その特徴を英語で考えて表現しなければならなりません。解く側もその単語の特徴をつなげて考えなければならないのです。

どちらの側になっても、たくさんの英単語に触れ、英単語を類推することができるようになり、英語力が身に付くというゲームになります。

英単語を覚えても、その英単語の特徴を説明できないと、本当に覚えたことにはなりません。

例えば、先ほどの問題の答えは「虹」なのですが、「rainbow=虹」と習っても、そもそも「虹」というものがどういうものなのかわかっていない状態だと、英語として使うことはできなくなってしまいますよね。

英語の早期教育において課題になってくるのは、英語の語彙力以上に、日本語の語彙力だと言えます。

まだ日本語も十分に学んでいない子供たちは、日本語としてそもそも説明できないものを、英語として無理やり覚えてしまって、コミュニケーションでも試験でも使えなくなってしまうことがあるのです。

そうならないためには、しっかりとその単語の持つ特徴を理解する必要があり、そのためにこの3ヒントクイズは有効だと言えるのです。

実際にクイズにチャレンジ!

さて、では練習してみましょう。この問題の答えはわかりますか?

「black and white」で「can’t fly」な「bird」。「鳥なのに飛べない」、というのがヒントですね。

正解は、「ペンギン[penguin]」です。わかりましたか?

このように、1つの言葉を特徴とセットで覚えていくことで、ほかの場所でも使えるような知識になっていきます。

英語を早くから勉強させたいと考える親御さんも多いと思いますが、やはり子供は、楽しくないとなかなか実践できないものです。ぜひ、楽しんで勉強できる工夫を親御さんのほうから準備してあげてみてください!

西岡 壱誠:現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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