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「たっぷり寝た日の朝に片づけ」で心が軽くなる訳 まずは「家の散らかり症状」を5段階でチェック

東洋経済オンライン / 2024年3月15日 8時40分

■重症段階の家

物があふれて床がほとんど隠れています。物をよけながら、またぎながらなんとか移動ができるレベル。物がありすぎて掃除がしづらいため、ホコリや汚れがひどくなっています。

ここまで来たら、「もったいない」「大事」「高かった」と理由付けをして物を取っておくレベルではありません。

次の段階になると重篤レベルになるため、とにかく最低限のものだけ残し、ほかは手放す覚悟で整理をします。床が全部みえる状態にまでもっていくことです。

■重篤段階の家

家というより人が暮らせる場所ではありません。地震や火災など何かあった場合に命の危険がある状態です。物が雪崩のように崩れて自身が埋もれる可能性もあります。

そして、キッチンもお風呂も使えない。寝る場所は、物の中に人1人が横になるほどの隙間があるくらいです。

かろうじてトイレだけはなんとか使えるレベル。報道などでみるゴミ屋敷は、トイレも使えないからペットボトルに……という家もありました。

9割以上は、使えない物やゴミである場合がほとんどです。

行政や業者に依頼して、物やゴミを運んでもらい、清掃してもらわないと自力ではどうすることもできないレベルです。

「そのうち」「いつかやろう」と片づけを先のばしにすると、軽症から重篤に進むことは起こり得ます。

重篤になると自分の力では片づけることができないし、脳の仕組み的にも慣れから「この状態を維持したい」という頑なな気持ちになるため、症状を軽くすることが難しいのです。

手遅れにならないよう、早めに物の整理、片づけを実施しましょう。

部屋の状態は心の状態

「頭の中と机の上は同じ」

「心の乱れは部屋の乱れ」

などと、片づけに関するいろいろな例えがいわれています。

心の状態の変化が先なのか、部屋の変化が先なのかは微妙なところです。

なぜなら、散らかった家に生まれ、そのままずっとそこで暮らしているという人は別ですが、散らかった家の方は、「新居を購入した」「新しい部屋に引っ越した」当初は、スッキリした状態で、インテリアも頑張っていたというお宅がほとんどだという印象です。

でも、気づいたら物だらけで散らかっていたと言います。

つまり、どこかで部屋が散らかる心身状態になってしまったということ。

多忙で部屋のことを考える余裕がないとか、ストレスで買い物を多々したとか、何もやる気が起きないなど、人それぞれ何か要因があったのです。

片づけだけではなく、日常の家事や身支度というものは、体も心も健康な時にはなんなく行えます。

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