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約6万円本格BBQグリルが「コスパいい」と言える訳 持ち運びが簡単で、日本の住環境にもフィット

東洋経済オンライン / 2024年3月31日 11時40分

Weberが勧める調理法は、先に食材にオリーブオイルを塗り、塩胡椒をしておくこと。オリーブオイルで食材が焼き網につきにくくなり、味もつく。あとはフタを閉めて、片側を食材に合わせて数分ずつ焼くだけだ。焼き加減を見張る必要もない。

沖縄県産アグー豚のポークステーキは、片側4分ずつ焼き、焼き上がったら焼き時間の3分の1程度の時間休ませておくことで、切ったときに肉汁が出にくくなる。

完成したポークステーキは、焼き目がしっかりついており、しっとりした食感に驚いた。豚は焼き方を失敗するとパサパサになりがちだが、フタをして焼いているからか、水分が保たれていた。肉汁が出ていないので、豚の味を存分に味わえる。

日本では薄い肉や野菜を焼くことが多いが、海外では分厚い肉を豪快に焼く。外に焦げ目をつけ、中をジューシーに焼き上げるなら、フタがあるほうがうまく焼ける。ただ、日本人はあまり分厚い肉を日常的に食べる習慣がなく、スーパーでも手に入りにくいことがある。同社に聞いてみたところ、魚介類や野菜などもおすすめだという。

Weber Travelerは横幅が広いため、長ネギが丸ごと1本入る。長ネギに豚バラ肉を巻き付け、オリーブオイルを塗ってから塩胡椒し、焼くと絶品だ。豚バラ部分がカリカリで、切ってみると長ネギから水分があふれ出す。このように、野菜を組み合わせて使える料理にも向いている。

ほかにも美味しさに驚いたのは丸ごと焼いたピーマン、エリンギだ。こういったバーベキューでは野菜を切ってから焼くことが多いが、丸ごと焼いてしまったほうが野菜の甘みを存分に味わえる。切った野菜と丸ごと焼いた野菜を食べ比べてみたが、フタをして丸ごと焼いたほうはみずみずしく、いくらでも食べられそうだ。

ハンバーガーも手軽にできる。鶏もも肉に塩胡椒して、皮目をパリッと焼き、バンズも軽く焼く。レタス、トマト、タルタルソースなどをお好みで入れれば完成だ。焼きたての焦げ目がついたバンズと、肉汁あふれる鶏肉との相性が抜群だ。

使い勝手もよく、後片付けもカンタン

使い勝手もよい。折りたためることが大きな特徴だが、細部もグリル専門メーカーらしい工夫がある。

焼き網の横は、サイドテーブルとして使える。調理する際に、食材などの仮置き場として、また別売りのクッキングボードを使えば、そこで食材のカットもできる。細かいところだが、そういったスペースが用意されているのでスムーズに料理できる。

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