新キャンパー「ニンジャ」からくり仕掛けの正体 1200万円超、大容量収納を実現したギミック
東洋経済オンライン / 2024年3月31日 12時30分
近年、人気が高いキャンピングカーのなかでも、とくに高級感が際立つキャブコン(キャブコンバージョン)と呼ばれるタイプに、「ニンジャ(NINJA)」というユニークなネーミングの新型モデルが登場した。
【写真で見る】からくり仕掛けギミックで収納力アップ!新型キャンピングカー「ニンジャ」に迫る!
三重県を拠点とするダイレクトカーズが開発したこのモデルは、名前だけでなく、その装備も独特。同社が「からくり仕掛け」と呼ぶギミックを施すことで、従来にない大容量の収納スペースを確保。キャンプや車中泊だけでなく、アウトドアのレジャーやスポーツ向けの用品なども存分に積載できることが特徴だ。
ここでは、快適なクルマ旅はもちろん、多様化する外遊びのニーズに対応した新機軸の新型キャンピングカーを「ジャパンキャンピングカーショー2024(2024年2月2~5日、千葉県・幕張メッセ)」で取材したので紹介しよう。
充実した装備が魅力のキャブコンとは
ニンジャは、前述のとおり、キャブコンバージョンの略称、キャブコンと呼ばれるジャンルに属するキャンピングカーだ。これはベース車の運転席部分のみを残し、車体のほとんどをオリジナルのキャビン部(室内空間)に架装したタイプを指す。広い室内や豪華な装備を実現する一方、多くのモデルが1000万円を超える高価格。そのぶん、愛好家たちが「いつかは所有してみたい」と憧れる高級キャンピングカーだといえる。
このキャブコンだが、国産モデルでは、とくにトヨタのキャンピングカー専用シャシー「カムロード」をベースにしたモデルに人気が集まる。ニンジャも同様で、カムロードの2.8L・ディーゼルエンジン車をベースに、個性的な外観や装備を施している。なお、今回紹介する展示車両はリアにダブルタイヤを装着した2WD車だが、ラインナップには4WD車も用意している。
新型の高級キャンパー「ニンジャ」の外観
ダイナミックなエクステリアデザインを採用しているニンジャの外観。とくにオプションで設定されているオリジナルのフロントマスクが先鋭的な印象を強調している。
ボディサイズは、全長5160mm×全幅2060mm×全高2950mmと大型で、車体前方の屋根には、バンクベッドと呼ばれる就寝スペースも備える。また、ルーフの後方にはボディと一体成型のスポイラーも採用し、リアビューにスタイリッシュさを演出。ルーフトップの空気の流れを調整する機能も持つことで、走行安定性にも寄与している。ちなみに今回の展示車両の場合、乗車定員は7名、就寝人数は5名だ。
「からくり仕掛け」の収納ボックス
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