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年収800万・慶應卒の彼が婚活で苦戦→再婚の顛末 つらい離婚の末、「別格の幸せ」を手にできたわけ

東洋経済オンライン / 2024年4月7日 12時30分

「家賃や光熱費、コープの宅配などは私の銀行口座から引き落としされていますが、妻も月末に一定金額を振り込んでくれています」

辛い体験をしてきたからこそ得た幸せ

離婚と婚活で貯金がほとんどなくなったという博之さん。稼ぐ力がある志保さんとの生活に深い安心感を覚えているようだ。ただし、結婚・出産を経ても「全然怒らない」という志保さんの朗らかさには、経験を重ねて成熟した博之さんの立ち振る舞いも影響していると筆者は思う。

「病院勤務の妻は1年間の育休中ですが、私も2カ月半は育休を取得して家事と育児に専念しました。職場復帰した今でも、泣き叫ぶ子どもの世話で大変な妻の負担を少しでも減らすようにがんばっているつもりです。仕事優先で週末限定の家事・育児だった前の結婚の私とは大いに違います」

DV被害からの離婚や謎の理由での婚約解消といった辛い体験をしてきた博之さん。だからこそ志保さんに対して尊敬と感謝を持ち、思いやりのある行動ができているのだろう。幸福は他人とは比べられないけれど、過去の自分と比較して現状の有難みを実感することはできる。博之さんの前妻や前の婚約相手も、今ごろはそれぞれの幸せを噛み締めているかもしれない。

(取材協力:結婚相談所Bridalチューリップ)

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大宮 冬洋:ライター

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