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中国新興EV「小鵬汽車」、利益率急降下で募る焦り 2023年の粗利率1.47%、前年比10ポイント低下

東洋経済オンライン / 2024年4月9日 18時0分

小鵬汽車は新たなサブブランドの立ち上げを準備しており、2024年4月に開催される北京モーターショーで第1号モデルを発表する。その成否も、同社の先行きに大きな影響を与えそうだ。

このサブブランドは、ネット配車サービス大手の滴滴出行(ディディ)のスマートEV開発部門が源流だ。小鵬汽車は2023年8月に同部門を買収。「MONA(モナ)」というコードネームで呼ばれる第1号モデルは、10万~15万元(約209万~313万円)の価格帯を予定し、当初は(配車サービスやタクシーなどの)法人向けを中心に月間1万台の販売を目指す。

経営トップの何氏は決算説明会で、サブブランドの成功の条件について次のようにコメントした。

「この価格帯で基本性能がしっかりした、高度なスマート運転機能を備える良いクルマを作り、なおかつ利益を上げるのは極めて難しい。それを実現するには、規模拡大によるスケールメリットの確保とシステム化を通じた業務効率の改善を強く推し進める経営能力が必要だ」

(財新記者:戚展寧)
※原文の配信は3月20日

財新 Biz&Tech

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