「7年の婚活」やっと出口見つけた43歳彼女の結末 無料アプリ→結婚相談所で意外な出会いが
東洋経済オンライン / 2024年4月21日 11時40分
パートナーはいなくても、ライブや音楽フェスに行けば楽しい。でも、何かが欠けている気がする。尊敬していた父はすでにいないし、仲のいい母もいずれはいなくなる。兄と姉は家庭があって子育てに忙しい。甥っ子姪っ子を可愛がっているけれど、本心では自分の子どもが欲しい――。遊び相手ではなく結婚相手が必要なのだと悟ったとき、聡子さんは40歳になっていた。
「2人の友人が結婚したという大手の結婚相談所に入会しました。でも、お見合いしてから何度かデートしたのに理由がわからないままフェイドアウトされたり。コロコロ変わる担当カウンセラーは親身になってくれず、嫌になってしまって1年で休会しました」
アラフォー以降の婚活は男女ともに苦しいことが多いので、結婚相談所の場合はカウンセラーとの相性は重要だ。「この人の言うことなら耳を傾けられる」「会うだけで元気をもらえる」という信頼感を持てなければ、お見合い相手探しから成婚に至るまでのさまざまな局面を乗り切るのは難しい。
聡子さんは以前から気になっていた別の大手結婚相談所に切り替えた。明るく前向きなカウンセラーが揃っていて、自分の性格に合っていると感じた。そして、入会1カ月後にお見合い申し込みをしてくれた秀樹さんと会うことになった。
「できれば前後3歳ぐらいの男性と結婚したいと思っていたので50代からの申し込みは断っていたんです。でも、主人(秀樹さん)の写真がいかにも優しそうで真面目そうだったので、お見合いOKをクリックしてしまいました」
その結婚相談所に漂うやたらに前向きな雰囲気に背中を押されての心境の変化だったのかもしれない。しかし、会ってみると秀樹さんは恥ずかしがりの口下手で、「会話のキャッチボール」ができない相手だった。
「何を考えているのかもわからないし、私のことをどう思っているかもわかりません。かなりしんどい時間だったので、(お互いに結婚相手を探す)結婚相談所での出会いでなかったらもう一度会うことはなかったと思います」
そのフォローをしてくれたのがカウンセラーだった。明るい聡子さんと過ごす時間を楽しんでいるという感想を秀樹さんから聞き出して伝えてくれたのだ。気が楽になった聡子さんは何度か会ううちに秀樹さんの美点を見つけられるようなった。
「とにかく真面目な人で、食事中に私が話し始めると箸を置いて傾聴の姿勢になるんです。デートの行き先はいつも私が決めるので『たまにはアイデア出してや』と思ったりしますが、USJでも美術館でも本人もちゃんと楽しんでいるようなので、感覚はズレていないと思うようになりました」
この記事に関連するニュース
-
「お断りの理由で最も多いのは鼻毛だが…」婚活アドバイザーが明かす、相談所の女性が譲れなかった意外な条件〈『ザ・ノンフィクション』密着〉
文春オンライン / 2024年6月22日 10時50分
-
「高年収で優しいのに、いつまでも結婚できない男性」に共通している3つの特徴
日刊SPA! / 2024年6月20日 11時12分
-
「このままずっと一人で、年老いていくのはイヤ…」婚活から1年以内にオトナ婚した、働く女性たちの “共通点” とは?
OTONA SALONE / 2024年6月19日 21時0分
-
「それ、倹約じゃなくてケチだから!」渋ちん男性に捕まらないために、結婚する前は〇〇の話題をすべし!
OTONA SALONE / 2024年6月11日 21時1分
-
「早い展開」44歳と38歳で結婚した夫婦のリアル 表面的な条件だけでは見えてこない「需要と供給」
東洋経済オンライン / 2024年6月9日 12時30分
ランキング
-
1チョコやサプリで話題の「GABA」。ストレス軽減効果は本当にあるのか
オールアバウト / 2024年6月25日 20時45分
-
2安易な投稿を後悔しています… SNSで交際発表したカップルの「悲惨な末路」4つ
ananweb / 2024年6月25日 20時45分
-
3「3大疾病」と「7大疾病」の対象になるのはどんな病気?50代が検討するときのポイント
オールアバウト / 2024年6月25日 19時30分
-
4【お風呂掃除】カビが生えにくくなる入浴後の習慣とは? - リンナイが解説
マイナビニュース / 2024年6月24日 12時27分
-
5世帯年収1,500万円「パワーファミリー」とは? 「パワーカップル」との違いは
マイナビニュース / 2024年6月25日 12時30分
複数ページをまたぐ記事です
記事の最終ページでミッション達成してください