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東大生の親も共感「子育て悩む人」にお薦めの3冊 我が子の成績を伸ばすための逆転の発想

東洋経済オンライン / 2024年5月6日 11時30分

子育てに正解はありませんが、東大生の親御さんに話を聞くと、驚くほど「褒め上手」であることに気付かされます。

子どものいいところを見つけて、褒めて、伸ばしていく。子育ての基本とも言うべきことが、きちんと徹底されている場合が多いです。そのためには、「いいところを見つける目」が必要になります。

その目を養うための本が、この1冊です。この本では、「一見否定されがちだけれども、実は勉強に対して、プラスな要因」を教えてくれます。

例えば、「この問題わかる?」と聞かれて、「わかる!」と答える子よりも、「わからない!」と答える子のほうが、成績は上がりやすい、と書かれています。

知ったかぶりではなく、自分で納得するまで考えたいと思い、簡単に「わかった」と言わない子のほうが、成績が上がりやすい。だから本来は、「わからない」と答えた生徒のほうを褒めたほうがよいのです。

しかし実際に子どもに勉強を教えていると、「わかった!」と聞き分けのいい子のほうが、成績が伸びるのではと思ってしまいますよね。子どものいいところを、大人が潰してしまっているかもしれない、そんな可能性について、この本では語られています。

独り言が多い子はアウトプットが多いため、成績が上がりやすい。しっかり言い訳ができる子は、次は失敗しないための思考ができているため、成長が早い。こうした、われわれの常識とは逆の考え方を教えてくれるのです。この本を読んで、ぜひみなさんも「褒め上手」になってもらえればと思います。

正解がない分、頭を悩ませている

いかがでしたか? 子育てに正解はないので、親御さんたちは悩むことも多いと思います。でも同時に、悩むということはとても大事なことだと思います。

東大生の親御さんたちは、「これが正解だ」というものを持っていない分、頭を悩ませている時間が長かったそうです。そして悩んだ分だけ、子どものことを思った行動をすることができる。これらの本を読んでも、「答え」が書いてあるわけではありませんが、ぜひ、読んで「悩んで」いただければ幸いです。

西岡 壱誠:現役東大生・ドラゴン桜2編集担当

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