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「偉ぶる」ダメなリーダー、7つの見極めポイント 押さえたい大事なミッションはたった2つだけ

東洋経済オンライン / 2024年5月17日 16時0分

あなたの周りのリーダーを、思い浮かべてみてください。リーダーであることや役職の高さを「偉い」ことだと勘違いしている人が、何人か思い当たりませんか。

「偉そう」にしている人の特徴として、次のようなものがあります。

① 自己中心的
② 「依頼」でなく「指図」をする
③ 威圧的
④ 批判的
⑤ 意見を聞かない
⑥ 横柄
⑦ 傲慢

この特徴を見るだけでも、いい気持ちにはなりませんが、実際にこういう人と一緒に仕事をすると、不快な気分になります。

不思議なのは、誰しもこうした「偉そう」な人と仕事をして嫌な気持ちになったことがあるはずなのに、いざ昇格すると、途端に「自分も偉くなった」と錯覚する人がいることです。

あなたが優れたリーダーをめざすなら、ここで勘違いをしないようにしましょう。

なぜなら 「偉そう」に振る舞うリーダーには、メンバーが意見を言いづらい、反論しづらい、報告しづらい、いちいちお伺いをたてないと物事が進まないなど、不毛なことが数多く発生するからです。

この状況は、組織・チームとして健全ではありません。

リーダーが「偉そう」にふんぞり返っている組織やチームには活気がなく、どんよりとした雰囲気が漂っています。

私がこれまで見てきた素晴らしいリーダーたちは皆、偉そうに振る舞うことはありませんでした。放っておけばメンバーから「偉い人」という扱いを受けてしまうので、むしろ意識して、そういう空気を作らないように努めているようにも見えました。

実際、そうしたリーダーが率いるチームは活気があり、高い成果を上げていたことを覚えています。

リーダーが偉い、という環境を作るのではなく、リーダーを含めた組織やチームがフラットに働ける環境を作るのも、リーダーの重要な仕事の1つです。「偉そう」にすることには何のメリットもないどころか、むしろデメリットしかない、ということを肝に銘じておきましょう。

仕事は「型」にはめられない

リーダーの仕事は、理屈だけではうまくいかないことばかりです。いくら王道を知り、セオリー通りに実践しても、うまくいくとは限りません。

なぜでしょうか。

それは、リーダーの仕事が「人を相手にする仕事」だからです。

十人十色という言葉があるように、人はそれぞれ違います。

Aさんに対してはうまくいった接し方が、Bさんには効果的でない、ということもあります。また、先週のAさんはモチベーションが高かったけれど、今週はなぜか低く、何を言ってもネガティブに受け取られてしまう、ということもあります。

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