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手軽!カプセル式コーヒーメーカー「注目の3機種」 「上島珈琲店」「ドトール」「辻利」のカプセルも

東洋経済オンライン / 2024年5月23日 11時0分

抽出量は、約70ml~約200ml(7段階調整)で、水タンク容量は700mL。カプセルはお湯がコーヒーの中を均一に抜ける半球型で、キレがあり、すっきりとしたドリップコーヒーらしい味を楽しめる。

同モデルはキリマンジャロやブラジルなど、生産地ごとに味を存分に堪能できる。個人的には少しチョコレートのようなコクがある「グァテマラ&コロンビア」、苦みが薄く、酸味とフルーツのような香りが強い「ハワイコナ」をよく飲んでいる。カプセルによってガラッと味が変わるので、飽きることがなかった。

ふわふわミルクの本格的なカフェラテ

カフェラテなどのミルクレシピを楽しみたいのなら、ネスプレッソの「ヴァーチュオ ラティシマ」もおすすめだ。コーヒー抽出のほかにワンタッチでふわふわの本格的なフォームミルクを作ることができる。

さらにフォームミルクは、豆乳、アーモンドミルク、オーツミルクなどのレシピも可能だ。

コーヒーは、ネスプレッソが独自に開発したセントリフュージョン(遠心力抽出法)を搭載。カプセルを回転させ、遠心力を使ってお湯を注入し、カプセル内のコーヒー全体にお湯を行き渡らせて蒸らしている。

5つのカップサイズ(約535mL、約230mL、約150mL、約80mL、約40mL)に対応しており、カプセルの大きさも異なる。コーヒーカプセルのフチには各カプセルの最適な抽出設定(サイズ、回転数、注入湯量、湯温など)がバーコードに記録されており、コーヒーメーカーが読み取って自動で抽出する。水タンク容量は1600mL。

手間なく美味しいカプセルは種類も豊富

カプセルの種類は33種類以上。公式サイトで購入でき、価格は1セット(7~10個入り)で972円~1512円(詰め合わせのセットを除く)。コーヒーを包むカプセルは再利用できるアルミニウムから作られており、自宅回収用リカバリーバッグ(800円)を購入して使用済みカプセルをリカバリーバッグに詰め込み、専用ウェブサイトから連絡すれば自宅まで取りにきてくれる。

コーヒーもクレマ(エスプレッソのきめ細かい泡)があるので口当たりがよい。ふわふわのミルクメニューも楽しめるので、カフェラテなどをふだんから楽しみたい方には、こちらの選択肢もアリだ。カプセル式コーヒーメーカーの中では、価格が7万7000円と高価だが、毎日のコーヒータイムがより豊かになりそうだ。

カプセル式コーヒーメーカーは豆を挽いて新鮮なうちに密閉してあるため、どのコーヒーも香りがよく、味が安定している。好みの豆が決まっている方には向かないかもしれないが、用意されているカプセルの種類が豊富で、限定カプセルなども販売されることが多く、飽きることがなかった。1杯あたりの金額は約100円からと高めではあるが、手間なく美味しいコーヒーを楽しめるので、タイパ重視の方にお試しいただきたい。

石井 和美:家電プロレビュアー

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