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「うちの子は凄い」ある夫婦が定期的に語り合う訳 「夫婦でほめタイム」が子どもの精神を安定させる

東洋経済オンライン / 2024年5月26日 11時0分

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家事や育児、介護などの分担をめぐって、家族間で言い争いが増えて、いつのまにか一緒にいて心地よい存在だったはずの家族が「つかれる存在」になってしまった……そんな話を聞くことがよくあります。

どうして自分の不満が家族に伝わらないの? どうしたら「つかれない家族」になれるの? そんなふうに「つかれる家族」と「つかれない家族」を考察するこの連載。

前回から「家族の問題を言語化することで解決する」ご家族を紹介しています。前回は、家族との会話を増やし、問題も解決する「かぞくかいぎ」(リンクはこちら)について。今回は、不登校など、お子さんに対して心配が多いときにこそ積極的に取り入れたい「夫婦でほめタイム」を紹介します。

学校に行きたくない子どもに対してどう接する?

子どもをたくさんほめる時間を作る

感受性が強い娘

心配があるからこそあえて…

娘は自分とは異なる存在

子どもとして、人間として

言語化することで、前向きに向き合える

以前よりも前向きになった娘

「夫婦でほめタイム」で家族の精神が安定する

「ほめる子育て」はよく聞きますが、「夫婦ふたりのときに子どもをほめる」というのは私は初めて聞いたやり方で、興味深いと感じました。

親は、子どものこととなると、不安になったり心配になったりしがちなものです。でも、そんな不安はいったん脇に置いて、子どものいいところをみつけだし、それを言語化していく。そういうことをパートナーと一緒にできたとしたら、夫婦の精神は安定しますし、それはひいては子どもの精神安定につながると思うのです。不登校や受験期など、ネガティブな部分ばかり見てしまいがちなときは特に有効だろうと感じました。

ところで、ヤスコさんは高校時代にアメリカに1年間留学したことがあるそうです。その留学時代のホストマザーが、ご本人の息子さんたちもヤスコさんのこともほめまくる人だったそう。ほめてくれるうえに、できなかったことを報告してもポジティブな言葉を返してくれる。

たとえば、まだ英語が下手でビクビクと暮らしていたヤスコさんに「ここまでできてるんだから、絶対にできるようになるよ!」「友達も必ずできるよ!」と常に前向き。それまでの人生であまりほめられ慣れていなかったヤスコさんは最初こそ違和感があったり、素直に受け入れられなかったそうですが、だんだんと慣れるうちに「ほめられるっていいな」と思えるようになったそうです。

自分が親にあまりほめられなかったこと、ホストマザーにほめられまくってうれしかったこと。そんな経験が、このほめタイムにつながっているのかもしれません。

さて、次回は、このご夫婦の家事育児分担について紹介します。子育ての連携については息があってそうなおふたりですが、家事育児分担については、もめるときもあるようなのです。

この連載にはサブ・コミュニティ「バル・ハラユキ」があります。ハラユキさんと夫婦の問題について語り合ってみませんか? 詳細はこちらから。

ハラユキ:イラストレーター、コミックエッセイスト

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