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30カ国を旅して知った「ローカルフード」の醍醐味 インドネシアとボリビアの「思い出旅ご飯」

東洋経済オンライン / 2024年6月1日 15時0分

旅のモチベーションはなんと言っても、その土地ならではの「おいしいもの」(出所:『世界思い出旅ごはん ローカルフードを食べ歩き!』)

バックパッカーとして世界30カ国を旅してきた「低橋」さん。旅の行き先を決めるきっかけは、見たい景色や初めての体験、そして何より、その土地で親しまれているローカルフードなのだと言います。

屋台メシに伝統料理、家庭料理、お菓子やドリンク、調味料……。たとえばラオスのトレッキングツアーでは、手に盛られたもち米ごはん「カオニャオ」をバナナの葉っぱにのせたおかずで味わい、パラグアイの自転車旅の休憩は、タピオカ粉のチーズパン「チパ」と、アイスマテ茶「テレレ」でのんびり。

ニュージーランドでは地中蒸し料理「ハンギ」に出会い、モンゴルでは餃子入りミルクティー「バンシタイツァイ」に驚き、ウクライナでは「チキンキーウ」や「ホットチョコレート」で温まる……。

そんな「低橋」さんの著書『世界思い出旅ごはん ローカルフードを食べ歩き!』から一部を抜粋。インドネシアとボリビアの“思い出旅ご飯”をご紹介します。

インドネシア編

謎の花かごに煙の舞

インドネシアで私が最初に降り立った地はバリ島です。

バリ島は「異国情緒」という言葉がよく似合う場所で、まず空港からしてバリバリにバリだし、宿にチェックインした途端、煙の舞を披露されるし、町に出たら至るところに謎の花かごが置かれているし、不思議な香りのお香が焚かれているし。

見るもの全てが新鮮で、かつ同じアジアということでどこか懐かしい雰囲気も感じます。日本の、そして世界の人々がこの島に夢中になる理由がよく分かりました。

ボリビアの旅の思い出

バスに揺られて隣国へ

南米は観光目的であれば無査証で滞在できる国が多く、ボリビアもそんな感じだったのでフラリと入国できてしまいました(当然ながら入国審査はちゃんとあります)。

言語も同じスペイン語ですし、国をまたぐ移動であってもどこか安心感があります。

……という油断を利用して一度「最初に来たバスに乗ってみよう! どこまで連れていかれるの!? 国またぎチキンレース~!!」みたいなのをやろうとしたのですが、バスターミナルまで来たところで正気に戻ってやめました。

再現が難しいボリビア旅ごはん

ボリビアを旅したのはちょうど年末年始の頃だったので、クリスマスに山に登ったり、ワインとムール貝の缶詰でしっとり年越ししたり、年明けには有名なウユニ塩湖を見に行ったり、一つ一つの行程が妙に順序よく思い出されます。

そのときどきで食べたものは何気なくても、目の前にある景色や空気が加わるとなんだか特別な味に。帰国後同じものを作ろうとしても完全再現が難しいのは、そういう理由もあるかもしれません。

低橋:旅ブロガー・旅漫画家

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