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「Androidのウォレットアプリ」大活躍させる裏技 紙の会員証やポイントカードも取り込める

東洋経済オンライン / 2024年6月10日 12時0分

カードや電子マネー、ポイントカードなどを財布のようにまとめられるのが、Androidのウォレットアプリだ(筆者撮影)

電子マネーやクレジットカードをスマホ上で管理できるよう、Androidには「Google ウォレット」というグーグル純正アプリが搭載されている。日本版は、FeliCaにも対応しており、SuicaやiD、QUICPayといった各種決済サービスも一部を除くと、このウォレット内で管理できる。

【画像】スクリーンショットやカメラで撮った写真を、デジタルのカードとして保存できる

また、ガラケー(従来型携帯電話)時代からあるFeliCaのサービスだけでなく、NFCを使ったクレジットカードのタッチ決済も、ウォレットで設定したり、利用時に呼び出したりすることが可能だ。

当初は対応する店舗が少なかったNFCのタッチ決済だが、徐々にその利用シーンは拡大している。コンビニなどのチェーン店はもちろん、公共交通機関で使える場所も増えた。

こうした電子マネー、クレジットカードに加え、ポイントカードなどもウォレット内に取り込むことができる。まさにその名のとおり、Androidスマホのお財布になるアプリと言っていい。

ほかにも、海外の交通系ICカードを事前に発行できたり、紙のバーコードなどがついた会員証、ポイントカードを取り込んで保存しておけたりと、ウォレットの機能も徐々にアップデートされている。こうした機能を駆使して、キャッシュレス時代に対応してきたい。その便利な使い方や裏技を紹介していく。

カードを使い分けやすいのがメリット

日本では、ガラケー時代からFeliCaの上に乗るサービスが主流だったが、東京オリンピックの前後から、NFCを使ったタッチ決済も利用シーンが徐々に拡大している。Androidのウォレットもこの仕組みに対応しており、SuicaやiD、QUICPayなどに加え、VISAやMastercardのタッチ決済を追加することが可能だ。

決済するという目的は同じだが、利用しているサービスによってはタッチ決済にしか対応していないこともある。また、最近では徐々にタッチ決済に対応する公共交通機関も増えている。

関東では、東急電鉄や江ノ島電鉄などが、タッチ決済の改札を用意。Suicaほどの反応速度がいらないバスへの導入も進んでいる。海外と規格が共通していることもあり、インバウンド対応という観点でも普及する可能性は高い。逆に、ユーザーが海外に行ったときも利用できるため、対応するクレジットカードやデビットカードを持っている人は今のうちに導入しておくといいだろう。

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