1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. ライフ
  4. ライフ総合

「住みよさランキング2024」全国総合トップ200 初の総合1位になったのは熊本県のあの市

東洋経済オンライン / 2024年6月17日 8時20分

「住みよさランキング2024」全国総合トップ200

1993年から毎年公表している「住みよさランキング」は、住みよさを表す各指標について偏差値を算出して、その平均値を総合評価として順位付けしている。この記事では、全国総合トップ200までのランキングを公開。総合評価を基にした都道府県別の上位3位のランキングも併せて掲載している。

【ランキングを全部見る】「住みよさランキング2024」全国総合トップ200

算出指標は、カテゴリー別(安心度・利便度・快適度・富裕度)の4つからなる20項目を選択。なお、より詳しい情報は『都市データパック』2024年版に掲載しているのでそちらも参考にしていただきたい。

総合1位は熊本県人吉市

住みよさランキング2024年総合1位は、昨年初のトップ10入りを果たした熊本県人吉市。人口は約3万人。人吉温泉や球磨川下りができる自然豊かな観光資源を有しており、観光地としての側面を持ち、人口規模のわりに飲食店が多く、「⑩人口当たりの飲食店数」の指標では1位。

次いで総合2位は、前回3位の福井県福井市。前回同様に利便度(32位)の順位が特に高く、富裕度を除く3つのカテゴリーで前回順位を上回った。そして総合3位は、東京都文京区が続いた。

今号より「②老年人口当たり介護保険施設定員数」の指標に「介護医療院定員数」を加算している。その関係もあり2024年版の総合順位は例年に比べて変動が大きかった。誌面大判化による算出方法の見直しを行った2019年以来石川県勢がトップ10から外れたのは初となる。

それに取って代わったのが、熊本県合志市(5位)、神奈川県鎌倉市(7位)、滋賀県草津市(10位)。3市がトップ10入りするのも初となる。

1~50位

51~100位

101~150位

151~200位

「住みよさランキング2024」算出指標  
■ランキングの対象
2024年6月時点で、全国にある市と特別区(東京23区)が対象。特別区のうち、千代田区、中央区、港区の3区は対象から除外しており、812市区を対象としている。
■算出指標
「安心度」、「利便度」、「快適度」、「富裕度」の4つの視点から、20のデータを用いて算出。
■算出方法
各指標について、平均値を50 とする偏差値を算出。すべての指標の偏差値を平均したものを「総合評価」としている。また、「安心度」「利便度」「快適度」「富裕度」の部門ごとの平均偏差値での順位づけを行っている。偏差値は、特異数値による過度の影響を避けるため、各指標の最高を70、最低を30に調整しており、末尾に※を付した指標は、小→大の順に算出。また、財政力指数、人口当たり法人市民税は特別区を除外して算出している。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

複数ページをまたぐ記事です

記事の最終ページでミッション達成してください