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日本超える魚大国で人気「ポップすぎる」イワシ缶 味はもちろん、SNSで映える「缶詰レシピ」も紹介

東洋経済オンライン / 2024年6月18日 12時20分

さらに、ちょっとした工夫でおしゃれな「アレンジレシピ」が楽しめるのも、缶詰人気が高まっている理由の1つといえます。

アレンジレシピを楽しもう!

ポルトガルでは、缶詰メーカーはもちろん、インフルエンサーや有名シェフたちも、こぞって自宅で楽しむ魚介缶を使った時短レシピをSNSなどで紹介しています。その1つ、人気のイワシ缶アレンジレシピ「オイルサーディンのタルティーヌ」を紹介しましょう。

タルティーヌとは、スライスしたパンにいろいろな具材をのせたフランス式オープンサンドイッチのこと。ポルトガルでは、パンにイワシを挟んだだけのサンドイッチが庶民の軽食として浸透していますが、イワシ缶のタルティーヌは簡単で安価なのにもかかわらず、洒落た印象を狙える一品です。

ライ麦や全粒粉などの重めのパンの上に、チーズやアボカドなどクリーミーな材料を敷き、オイルサーディンとトマト、きゅうり、玉ねぎなどさっぱりとした野菜を載せて、ハーブやスパイス、レモンなどで味を引き立てます。

早速、家にある材料で作ってみました。

パンにリコッタチーズを塗り、オイルサーディンを載せたら、その上にミックスピクルス瓶に入っていたカリフラワー、パールオニオン、にんじん、レッドペッパー、ザワークラウト(ドイツのキャベツの酢漬け)、ガリ(生姜の甘酢漬け)、セロリ、焼いたししとう、パクチーなどを適当に重ねました。

食べてみると、さっぱりとした酢漬が利いていて、おいしい! 特にザワークラウトとパクチーが抜群に合います。フレッシュなポルトガルの緑のワインやハイボールがほしくなりました。

タルティーヌのおいしさに気をよくして、もう1つ温かいメニューにも挑戦してみます。

参考にしたレシピは、缶詰メーカー「ボン・ペチスコ」のオフィシャルサイトに掲載されていた「トマトとケージョ・ダ・イリャ(地元のハードチーズ)のおつまみ」。

にんにく、ローリエ、シナモンスティック、クローブで風味を付けた角切りトマトとポルトガル産のハードチーズを、トマト味のサーディン缶に載せてオーブンで焼き、グラタン風に仕上げます。

早速作ってみたのですが、溶けたチーズが食欲をそそります。子供からも「おいしそう〜」との声が上がりました。

缶に入ったグラタンは見た目もかわいい

火傷しないように気をつけながら食べる熱々のおつまみもいいものですね。トマトとパセリのおかげで、意外とあっさり食べられます。キリッと冷やした白ワインはもちろん、ロゼワイン、ラガーやペールエール系のビールも合いそうです。

缶に入ったミニグラタンは見た目もかわいいので、きっと喜ばれるはずです。

見た目はかわいく、中身もおいしい。さらにほんの一手間で完成するアレンジメニューも無限大。筆者もすっかりファンになったポルトガルの魚介缶詰。日本でもインターネットや輸入食品ショップなどで購入可能なので、みなさんもぜひ一度ご賞味くださいね。

東 リカ(海外書き人クラブ):ポルトガル在住ライター

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