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雨でも快適?「ゴアテックス」シューズの履き心地 スーツもカジュアルもオールラウンドで活躍

東洋経済オンライン / 2024年6月19日 9時0分

お次はビジネススニーカーの大定番、オーセンティックなテニスシューズのタイプです。紳士のスポーツをルーツとするためか、どこか上品なムードが漂い、スッキリとしたアッパーとスマートなフォルムが相まって、お仕事カジュアルにも素直に馴染みます。

デンマーク発の「エコー」は、そこにゴアテックス素材を投入。北欧ブランドらしいシンプル&クリーンなデザインもさることながら、特筆すべきは革のなめしからシューズ作りまでを一貫する世界でも珍しい生産体制にあります。

自社タンナー製造のプレミアムレザーは有名ラグジュアリーメゾンにも納入されており、品質は折り紙付き。スニーカーであっても大人の格を薫らせる高級感があり、またラバーソールにして驚きの軽さと柔軟性に富む履き心地のよさでもファンを魅了しています。

カリスマデザイナー愛用のブランドも

本格スーツほど硬すぎず、適度にキチンと装えるカジュアル仕立てのセットアップも、ここ数年で完全に市民権を得たビジネススタイルです。

先進的なファブリックやスポーツ素材によってフィジカルもビジュアルも軽快に着られるそれには、よりハイテクでアクティブ感のある「サロモン」がベストマッチ。

スノー&マウンテンスポーツで名を馳せるフランスの老舗ですが、同社のシューズは高感度なショップでもセレクトされるほか、ラルフ・ローレン氏やコム デ ギャルソンの川久保玲氏といったカリスマデザイナーも愛用。モードのトップブランドとのコラボも即完売となるなど、ファッションシーンでも人気絶大です。

写真はトレイルランナーにも支持されるアウトドアシューズの代表作であり、その最新版にゴアテックス素材を搭載したバージョン。本来は山道や岩場のオフロードを走るためのモデルなので、アスファルトでは少しゴツゴツとした硬めの接地感ですが、雨で濡れた路面でも確かなグリップ力を発揮します。

最後は、言わずと知れた「コンバース」の傑作です。昔ながらの見慣れたローテクスニーカーと思いきや、こちらもゴアテックス素材による進化版。流行に左右されず、幅広いコーディネートに寄り添うタイムレスで安心感あるデザインはそのままに、中敷に高性能カップインソールのリアクト2.0を配備するなど、履き心地も格段にアップデートされています。

今回紹介したシューズの中でも特にカジュアルな面持ちは、チノパンやジーンズをはじめとするコットン地のボトムスと相性このうえなし。キレイなウールスラックスとのコンビも、こなれた印象に仕上がります。撥水キャンバス生地がもたらす爽やかな表情と併せて、トゥとソール、シューレースやステッチなど随所が白なので、黒スニーカーでも重厚に見えず、足元を軽やかに演出してくれます。

天候&季節、オン・オフ不問の最強靴

ゴアテックスシューズが従来の雨靴と決定的に違うのは、完全防水なだけでなく透湿性にも秀でている点にあります。つまり内側の湿気を発散してくれるので、雨天に限らず、晴れた暑い日にも蒸れにくく快適な全天候対応なんです。

朝は降っていない晴れのち雨、その逆パターン、夏の夕立ち、発生予測が難しいゲリラ豪雨など、1日のうちに空模様が変わって靴選びに迷うときも、とりあえずコレを履いて出発すれば万全。

だから梅雨はもちろん季節に関係なく、しかもスニーカーは休日もOKと、オールウェザー&オールシーズン、オン・オフ兼用のオールラウンドで大活躍。この最強の逸品を取り入れない手、いや、取り入れない “ 足 ” はありません。

いくら 直幸:ファッションライター

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