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入社して「もう辞めたい」転職したい若手の盲点 根本原因理解しないと、次の職場も同じ状況に

東洋経済オンライン / 2024年6月19日 9時0分

理想とする仕事を求め続けるヒトというのは、前提として「どこかに理想とする仕事や職場があるはずだ」という思考回路に陥ってしまっています。つまり、「誰かが理想やベストを与えてくれるハズだ」というスタンスですね。

学生までであれば、そういった受け身のスタンスでもよいのですが、社会人や職業人としてはこれではよくないでしょう。

ベストなカリキュラムを学校が提供してくれる、学費を親が提供してくれる、先生が正解を教えてくれる。そういった世界が卒業後も続くと考えないほうがよいでしょう。

社会に出れば人生を生きるための教科書もありませんし、進路相談室の先生がいるわけではありません。理想とする仕事や職場を誰かが教えてくれたり、与えてくれるわけでもないのです。

自らが主体的に考え、行動し、自分が理想とする仕事なりを創り上げていくのだ、という気概が必要です。

当然そのためには、では自分にとっての理想とは何か、を理解しておく必要もあるということは言うまでもありません。

理想とする人生やキャリアを歩もうと思ったら、まずはその理想を理解し、そのうえで実現に向けて自ら主体的に行動し、周りに働きかけ、自らもつねに変わり続ける必要があります。そしてそれがヒトとしての成長につながるのです。

主体的な人生か、受け身の人生のままか?

主体的な人生を生きるのか、それとも受け身の人生のままでいるのかは、その後の人生のクオリティーにも関わってきます。モヤモヤ感を抱え続けて生きるのか、その解決のために真っ向から問題に立ち向かって、前に進むのか。MRさんも今その選択が問われているのです。

MRさんがそのような考え方で、転職というわかりやすい行動のみを選択肢とせず、根本の原因の把握とそれに応じた行動を起こし、ご自身が主体となった、自分自身が主人公の人生を今後歩むであろうことを応援しております。

安井 元康:『非学歴エリート』著者

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