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「うまく言語化できない」瞬時に解決、すごいコツ 「説明下手すぎ問題」の原因は、"型"の意識不足

東洋経済オンライン / 2024年6月20日 10時0分

いかがでしょうか。極めてシンプルな例ですが、3つの要素と2つの接続詞さえあればコミュニケーションが成立することがおわかりいただけると思います。つまり話を組み立てるとは、この型に則って話すだけの行為なのです。

「説明に迷う」のは"型"の意識不足

私はこれまで企業研修の現場で、「言語化」のスキルで悩む人の声をたくさん聞いてきました。その代表的なものが次のような悩みです。

「言語化や説明力が重要なのはよくわかっています。でも言葉にしようとしたり、どう説明しようかを考えたりし始めると、頭がグルグルし始めてしまって、何をどうしたらいいかわからなくなってしまうんです……」

共感する方も多いのではないでしょうか。私はこのような方にこそ、3つの要素を意識してもらうようにしています。頭の中でグルグルと迷走してしまうのは、迷っているからです。なぜ迷ってしまうかというと、何が必要なのかがわかっていないからです。

改めて申し上げます。言語化に必要なのは「前提」「主張」「根拠」だけです。あとはそれらを2つの接続詞でつなげる。これだけで「組み立てられた話」は完成します。とてもシンプルですが、これが結論です。

入社1年目の新人にとって、先輩や上司からの説明や指示はとても重要な情報になります。その情報を頼りに、不安な環境の中でどうにかやってみようともがきます。先輩社員の皆様にはどうか愛を込めて、組み立てられた説明をしてあげてください。

深沢 真太郎:BMコンサルティング代表取締役、ビジネス数学教育家

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