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産後「愛情低迷」夫婦と「回復」夫婦の決定的な差 カギとなる「パパの関わり方」4つのポイント

東洋経済オンライン / 2024年6月27日 20時0分

会話にも、雑談、議論、対話といろいろあります。これらの違いはどんなことでしょうか。雑談は「今日の天気は晴れみたいだよ」や、「テレビで〇〇のニュースをしてたけど見た?」といった思いつくまま話す他愛のない話です。ご飯を食べるときや家で顔を合わせたときに雑談することも大切ですね。

次に夫婦で何かを決めるための話し合いが、対話ではなく議論になっていないでしょうか。議論とは、「お互いに自分の意見を述べて戦わせること」という意味で、自分の意見を主張し合い相手を納得させようとすることを言います。対話とは、お互いの考えの違いをわかり合おうとするものです。

対話をする目的は、パートナーと意見や考えを話し合って共有したり、お互いを理解することで発見をすることです。そのためには自由な雰囲気の中で、感情的にならず、冷静に真剣に話し合うことが大切です。結論をまとめようとせずに、多様な視点から新しい考えや意見を出す。そのようなやり取りをすると、自らの経験を語り合いながら、夫婦が納得のいく形で合意形成ができるようになるでしょう。

パートナーの話に耳を傾け(傾聴)、相手の考えの背景に対しても興味関心をもって、質問することで理解が深まります。自分の主張を一方的に通そうとするのではなく、逆に、相手の主張に妥協する訳でもなく、お互いの考えを掛け合わせると、新たな発想やアイディアに行き着くこともあります。

パートナーの感情に共感する心掛けとは

夫婦関係を円滑にするためには、お互いの感情に寄り添うことが重要です。そのためには相手の感情を理解し、受け入れることです。例えば、パートナーが喜んでいるときには「良かったね」、悲しんでいるときには「辛いね」といった共感の言葉をかけることが大切です。

また、イライラしていたり、怒っているときには、「どうしたの?」と、その理由を質問することで、相手の感情を理解しようとする姿勢を示すことができます。また、相手が話をしているときに、「なるほど」、「そうなんだ」と言いながら頷いたり、目を見て話を聞くことで、相手の感情に共感していることを示すことができます。
 
相手の感情に共感することで、お互いが安心して本音を話し合うことができる環境を作ることができます。感情に共感するためには、相手の話をじっくりと聞くことや、相手の立場に立って考えることが大切です。また、相手の話を聞いた感想や自分の感情も素直に表現することで、相手も自分の感情を打ち明けやすくなることがあります。

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