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年収1500万エリートを振った彼女の真っ当な理由 お見合いの席でそれは「言ってはいけない」

東洋経済オンライン / 2024年7月4日 13時0分

「さとるさんは、好条件だし、お見合いのお申し込みもたくさんきているのでしょうね」

すると、さとるがさらりといった。

「そうですね。まあ、いろいろな方にお会いして、その中から決めていこうと思っています」

結婚相談所では、仮交際と真剣交際の区分があり、仮交際の期間中は何人と交際してもいいし、新しいお見合いをしてもいい。

さとるがたくさんのお見合いをしていることは、ルール違反ではないのだが、「たくさんの女性と会っていくなかで、結婚相手を決めたい」という言葉を聞いて、すでに自分は候補者から外された思いがした。

そこからもさとるは自分の話ばかりをして、かよこのことは何も聞いてこなかった。そうして、1時間弱のお見合いが終わった。

ラウンジから一緒にエレベーターに乗り、ホテルの出口に来ると、さとるが言った。

「雨が降っているし、次の約束があるので、僕はタクシーで行きます。では」

そうして、タクシー乗り場のほうに歩いていった。

お見合いを終えたかよこが、筆者に連絡を入れてきた。「すごく条件が良かったから、お金に目がくらんで期待して行ったけれど、とても自分勝手な方でした」。

「帰りのタクシーも、気の利く男性なら、『次の約束があって僕はタクシーを使うけれど、雨だから駅まで送りましょうか。一緒に乗って行きませんか?』と言ってくださいますよね。というか、私のことは見た瞬間にNGを出したんでしょうね」

そのうえで、「向こうからもお断りが来るでしょうけど、それよりも前に、私からのお断りを入れてください」と言った。

お見合いは、これからの人生を歩む相手を見つけるための大切な場だ。気に入らない相手が来たら不躾な態度を取り、気に入った相手だったら愛想をよく接する。

そんなふうに相手によって態度を変えるような人間は、付き合っていくうちに馬脚を現す。そんな人とは誰も結婚したいとは思わないはずだ。

お見合いでのNGな言動とは?

お見合いで避けるべき言動を以下にまとめてみた。

1. 無愛想。相手の目を見て会話ができない

待ち合わせ場所で会ったときに、自分の名前を名乗り、「初めまして」とあいさつをするのだが、このときに笑顔で明るくハキハキとあいさつできない人は、もうその第一印象で減点される。

「メラビアンの法則」をご存じだろうか。

人と人がコミュニケーションを取る際、言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%の割合で相手に伝わるという、心理学上の法則だ。視覚情報と聴覚情報を占める割合が圧倒的に多いので、「初めまして」という言語情報は、明るい声(聴覚情報)と笑顔(視覚情報)で伝えることが大切なのだ。

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