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「小花柄はおばさんみたい」婚活男性たちの本音 ベージュのワンカラーコーデも男性から見ると

東洋経済オンライン / 2024年7月6日 13時0分

お見合い写真の撮影で、パリッとした白いシャツに黒のパンツで来た女性がいました。一見、清潔感があってよさそうですが、これもNG。婚活は就活ではありません。白いシャツに黒のパンツは典型的なオフィスファッション。

案の定、その写真を掲載しても、誰もお見合いを申し込んできませんでした。このような服装でお見合いに行ったら、「仕事帰りのまま。手抜きをしている」と思われてしまいます。

オフィスファッションの問題点

4月期のドラマ「Destiny」では、検事役の石原さとみさんがパンツスーツでビシッと決めてモテていましたね。ああいったカッコいい女性がモテるドラマや漫画は多いのですが、現実には男性から見ると「怖そう」「結婚する気がなさそう」と思われることが多いようです。

それに、お見合いはマッチングアプリとは違い、駅前のチェーンカフェではなくホテルのラウンジで初対面します。男性はお見合いのたびにお茶代約5000円を負担するので、1日3人とお見合いすれば1万5000円かかります。カジュアルやオフィスファッションは場違い。

もともとお見合いといえば着物がお約束だった時代もありましたから、正装が望ましいのです。 パンツスタイルなら、細身で足の形や足首が見えるタイプであれば、かろうじて及第です。ワイドパンツは「ピエロみたい」と言われます。バッグも大きなトートバッグだと「営業バッグ」に見えるので、小さくてかわいらしいハンドバッグがいい。

色も気をつけたいですね。「無難だから」と選びがちな、黒、紺、グレーの服は、ビジネスカラーと言われNG。なぜなら男性自身のクローゼットに入っているスーツと同じ色で、仕事モードを意識させるからです。

おすすめはマカロンカラー。ピンク、レモンイエロー、ライトグリーン、ブルー。そういった男性のクローゼットにはなさそうなカラーが好感を持たれやすいようです。

個性の強い原色系は避けたいのですが、例外的に赤はアリ。赤は情熱の色でセクシー。特にプロポーズには赤いワンピースがおすすめです。当社がプロデュースした真紅のノースリーブワンピースで婚活を成功させたアラフォー女性もいます。

コーディネートのポイントは、バスト、ウエスト、ヒップの3点のうち2点がわかることが理想。たとえば、トップスがふわっとしてバストがよくわからないものならば、タイトスカートを組み合わせてウエストとヒップを強調する。

タイトなトップスでバスト、ウエストがわかるようなら、ボトムスはフレアやギャザースカートでふんわりさせる。3点とも強調すると昭和のボディコン服のように見えてしまうので、2点がちょうどいいです。

婚活では「同世代から浮くくらい」がいい

初婚の方の婚活は20代半ばから後半までがボリュームゾーンです。30代、40代になると、世間では子育て世代。日本人は「なじまなければ」という同調意識が強いのですが、30代、40代が婚活するなら、同世代となじんでしまう服装ではダメ。同世代からは浮くくらいでちょうどいいでしょう。

きちんとした婚活ファッションで行くと成功率がグッと上がります。お見合いでいつも大絶賛される、ある女性会員は39歳。婚活においては年齢高めで不利かと思われがちですが、彼女に会った男性はみんな「かわいい」「理想の世界から飛び出てきてくれたよう」と大喜び。

もちろん女性は好きなファッションをするべきです。それを前提とした上で、あくまで婚活においてはお見合い相手からウケのいいファッションがあるというのが現状なのです。

植草 美幸:恋愛・婚活アドバイザー、結婚相談所マリーミー代表

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