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梅雨に目立つ!服がダサい人とそうでない人の差 線状降水帯の日もパリッとした清潔感を出すには

東洋経済オンライン / 2024年7月11日 8時0分

(写真:Luce/PIXTA)

はげしい雨にもかかわらず、パリッとして清潔感のある方が、あなたの周りにもいませんか。

【写真でわかる】雨でも晴れでも使える「チープに見えない」革靴

雨天という条件は同じはずなのに、こんなにも印象に差がつくのは、一体どうしてなのか。ここ数年ビジネスアイテムの多機能化から、撥水効果・速乾性など、これまで天然繊維では実現しづらい要素も加わりましたが、「化学繊維の生地感が安っぽい」ケースも見かけます。

「撥水だからOK」というわけにもいきませんので、雨の日も快適に過ごす「チープに見せない」工夫も大事。のべ5409人のビジネスマンの買い物に同行してきた服のコンサルタントがお伝えします。

晴雨どちらも活躍する「全天候型」シューズ

通勤スニーカーから革靴まで、撥水効果を売りにしたビジネスシューズが増えています。なかでも「全天候型」というネーミングのものは、ここ数年で取り扱うメーカーが倍増した印象です。雨が止んだタイミングで「チープに見えがちだった」ラバー素材のレインシューズにくらべ、雨天のみならず普段どおり使える革靴というもの。

撥水加工を施したレザーのアッパーソールと、ライニングと呼ばれる裏地の間に、防水フィルムを貼っているタイプが多いのですが、なかには世界的に有名な防水透湿素材ゴアテックスを採用しているものを見かけます。これは湿気のみ透過させる効果もあるため、足の蒸れも気になりません。

とはいえ今年は、線状降水帯が発生する日も多くあります。また梅雨明けしても、ゲリラ豪雨や爆弾低気圧など、「雨脚が強い時間帯に外出せざるを得ない」というタイミングも出てくるでしょう。そこで跳ね返りの水滴による濡れを防ぐ「高機能スラックス」が役立ちます。

安っぽく見せない「高機能スラックス」活用のコツ

ビジネスファッションの新定番ともいえる機能生地は、防シワや接触冷感のみならず、最近では撥水効果のスラックスも、紳士服量販やセレクトショップで見かけます。たとえば帝人フロンティアの「MINOTECH」という素材は、表面張力を利用し、水滴を滑らせるように弾く効果がありますが、ここで注意したいポイントは、この手のスラックスに合わせる「サマージャケットの質感について」です。

化学繊維のスラックスは、サマーウールにくらべ、どうしてもスポーティーに見えやすく、ウール100%のサマージャケットでは「色合いの調和がとれていても、上下半身の質感が馴染みづらい」状態に陥るもの。そこで化学繊維のスラックスには、同じく化学繊維がブレンドされたサマージャケットを合わせてみてください。質感が馴染むことで、機能生地のチープさが目立ちづらくなるからです。

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