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ヤバい「エアコン代」この猛暑でも節約するワザ 寝ているときや外出時のつけっぱなしはOKか?

東洋経済オンライン / 2024年7月24日 7時1分

エアコンの強敵は、南や西から差し込んでくる直射日光です。

日光が当たると窓を閉めていても、床が熱くなるのでエアコンの冷房効率が下がります。この場合、厚手のカーテンをすると日光が遮られるので、電気代が安くなります。部屋が暗くなって嫌という方は、レースのカーテンで少し日差しを弱くするという手もあります。

ホームセンターには、直射日光の熱を遮る「赤外線カットフィルム」が売られています。これを南側の窓に貼ると、直射日光が和らぎます。

同様に「紫外線カットフィルム」も販売されていますが、こちらは「日光による熱」は遮られないので要注意です(一度フィルムを貼ると、キレイにはがすのが難しいので気をつけましょう)。

エアコンの「設定」で節電できるテク

続いて、エアコンの設定で節電できるテクをお知らせします。

●リモコンに「自動」とあれば全部「自動」にする

エアコンのリモコンに「自動」ボタンがあれば、すべて自動で使います。もし風向を自動にするとエアコンの羽を上下にふる「スウィング」になってしまう場合は、「水平」にします(ちなみに暖房時は「真下」にします)。

冷気は重たいので、なるべく天井に向けて送風して、シャワーのように部屋全体に冷気を送るのがベストです。

なお、冷房、暖房、除湿、自動と電源スイッチにも「自動」がある場合も「自動」を選びます。エアコンが室温や湿度、外気などの状況を総合的に判断して、経済的な冷房、または除湿を選んでくれます。

●温度をいくら下げても早く涼しくならない

早く部屋を涼しくしたいと、電源を入れた直後は20℃に設定し、涼しくなったら25℃に戻す方も多いようです。しかし、部屋が冷える速度はそれほど変わりません。エアコンは賢いので、信頼してあげてください。

●部屋がジメジメ「湿度戻り」に要注意

エアコンを長時間つけっぱなしにしていると、設定温度になって風が弱くなります。このとき、エアコンの内部には、結露でびしょ濡れになった冷却装置(熱交換器)が入っているため、「なんがジメっとするな?」「あれ?エアコンが壊れたかも?」と感じるときがあります。

これはどんなエアコンにも起こる「湿度戻り」と呼ばれる現象です。この場合は、室温を1℃下げて、湿度が気にならなくなったら、元の設定温度に戻します。

●お休みタイマーは寝つきから2時間後、おはようタイマーは起床の1時間前

熱帯夜までいかないまでも、「風呂上がりで暑いな」という場合、寝つきから2時間単位でお休みタイマーを使ってください。寝付くまで1時間かかる方は、タイマーを3時間か5時間にします。

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