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ポロシャツ姿が「休日のおじさん」になる人の盲点 夏のオフィスカジュアルでラフになりすぎない

東洋経済オンライン / 2024年7月25日 8時10分

たとえばサマージャケットのフォルム次第では、合わせるTシャツがジャストシルエットになってしまうこともあるでしょう。このケースでは、ジャケットを脱いだ途端に、白Tシャツが「下着っぽくなってしまう」リスクもあるのです。もちろん、その印象を回避するべく「厚みの生地感」や「ダークカラーT」を選ばれる方も多いのですが、年齢によっては、それでも問題の解消に至るとは限りません。

そこで最大公約数的な解決策として、「ニットTシャツ」をおすすめしています。コットンで編んだサマーセーター生地の質感は、1枚であっても大人っぽくオフィス映えしやすいですし、最近では洗濯ネットで洗えるタイプも増えているため手入れもラク。

夏のTシャツ姿で誤解されない工夫として「ニットの質感」を選ぶことは、相手目線のオフィスカジュアルに通じるのです。

サマージャケットにポロシャツが合わせづらい理由

では「サマージャケットに、ポロシャツ」という選択肢はいかがでしょうか。実はTシャツ合わせ以上に、ポロシャツ合わせは難易度が上がります。ポロシャツにジャケットというコーディネートは「ゴルファーを想起」しやすく、これもまたオフィスとは異なる印象だからです。

もしポロシャツをサマージャケットに合わせるならば、ボタンが付いていない「スキッパー」タイプがおすすめ。本来リゾートで見かけるデザインですが、スラックスやサマージャケットに合わせることでビジネス感に通じます。

サマージャケットにポロシャツを合わせる場合、「ボタンの有無が、印象を左右する」ということ。ではオーバーサイズTシャツならば、どんな工夫が求められるのでしょうか。

Tシャツにサマーシャツやカーディガンという恰好が許される企業ではオーバーサイズTシャツの方も多いはず。このとき「生地の張り感」を意識される方は多いと思いますが、意外に「丈感」も重要です。

Tシャツの丈感は、サマーアウター着用の有無で、印象がガラッと変わります。サマーアウター着用時に馴染んでいたTシャツ丈が、「1枚になった途端、長すぎる」という状況に陥るのです。そこでTシャツ単体の着こなしを想定し、オフィスカジュアルでは「パンツのポケットが完全に隠れない程度の丈感」を目安に選んでみてください。

ここまで各アイテムのチェックポイントについてお伝えしてきましたが、相手目線のリテラシーを高めるには、定義の見直しも効果的です。

クールビズとオフィスカジュアルの違いは?

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